パブリッシャーRaw Furyは11月15日、イギリス・ロンドンで開催されたマイクロソフトのイベント「X019」にて、『West of Dead』を発表した。対応プラットフォームはXbox One/PlayStation 4/Nintendo SwitchおよびWindows 10/Steam/GOG。2020年のリリースに合わせてXbox Game Passの対象タイトルに追加される。なおXbox One向けには、11月25日までオープンベータテストを実施中。
『West of Dead』は2人組の英国インディーデベロッパーUpstream Arcadeが開発する、煉獄西部劇ツインスティックシューター。1888年、米国ワイオミング州で命を落とした主人公William Masonは、得体の知れない怪物だらけの煉獄で目を覚ます。さまよう魂の記憶や信仰、文化などが具現化された混沌とした地だ。銃煙と暗闇に覆われ、罪業と断罪、ウェンディゴと魔女が共存する悪夢のような場所。よく見るとMason自身も、頭部が燃えさかる骸骨に変形している。かすかに残った記憶を頼りに、プロシージャル生成されるワイルド・ウェストな煉獄で、襲いかかる怪物たちを蹴散らしながら歩み続けるのだ。
本作は展開の速い斜め見下ろし視点のツインスティックシューターであり、敵の攻撃を華麗に回避したり、遮蔽物の裏に隠れながら反撃したりといった、プレイヤーのスキルが試される内容となっている。リボルバーやショットガンといった銃器で攻撃するほか、投てき物で範囲ダメージを与えたり、刃物で近接キルを狙うことも可能。プロシージャル生成された各ステージの最後では、ボス戦が待っている。死亡した場合は始まりの地からゲームをやり直すことに。銃を撃ってくる敵も多いことから、回避移動や遮蔽物を上手く活用しながら戦術的に立ち回る必要がありそうだ。なお主人公Masonの声は、映画版「ヘルボーイ」(初期2作)のRon Perlman氏が担当している。