飛行機の“旅客”シミュ『Airplane Mode』発表。窓側席を確保し、6時間にわたる空の旅をリアルタイムで体験

AMC Networksは11月9日、民間航空機の乗客として空の旅をのんびり過ごすフライトシミュレーション『Airplane Mode』を発表した。対応プラットフォームはWindows/Macで、2020年離陸予定となっている(Steamストアページ)。一般的にフライトシミュレーションと聞くと、航空機を操縦する作品を想像しがちだが、本作では旅客機の乗客として約6時間の旅を体験できる。ゲームの設定上は大西洋航路飛行便であるが、6時間といえば羽田空港からフィリピンやベトナムほどのフライト時間。東南アジア旅行のイメージトレーニングやシミュレーションにもなるかもしれない(?)。なお窓側席のチケットを購入している設定なので、しっかりと外の景色を堪能できる。

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本作はこれまでにない現実的なフライトシミュレーションの開発が目標として掲げられており、座席のデザインから前の席のリクライニング具合、旅客機への持ち込み荷物やスマートフォンの回線悪化、他の旅客や客室乗務員の振る舞いまで再現。機内特有のアンビエントなノイズにもこだわっているとのこと。座席スクリーンでは飛行経路を映し出すフライトトラッカーや機内安全ビデオ、さらには30年代のヒット映画を視聴でき、機内誌「Stratospheres」では記事を読んだりクロスワードパズルや数独を楽しめる。座席ライトをいじったり、機内食やドリンクでリフレッシュすることも可能。6時間のフライトを快適に過ごすためにも、あらゆる娯楽を駆使するのだ。フライトごとにランダムイベント(乱気流、Wi-Fi接続の悪化、赤ちゃんの泣き声、運航遅延など)が発生するとのことで、リプレイ性もあるようだ。なお公開されているスクリーンショットや動画を見る限り、エコノミークラス客としてプレイするのだろう。

『Airplane Mode』は米国のケーブル/衛星テレビ放送を主な事業としているAMC Networksのゲーム部門からパブリッシュされる初作品。ゲーム内の機内安全ビデオも、AMC Networks傘下のケーブルチャンネルIFCの制作チームがプロデュースしたものだという。もともとはニューヨーク在住のゲームデベロッパーHosni Auji氏が2018年、『Flight Simulator』という名前で発表した作品だ。AMCというと「ブレイキング・バッド」や「ウォーキング・デッド」といった番組で知られていることから、フライト中に良からぬことが起きそうな予感がするが、Auji氏のコンセプトからして、素直にリラックスした空の旅を楽しむゲームとなりそうだ。以下は2018年当時の映像である。

ただひたすら飛行機の客席に座っているだけという内容から、一本道でバスをひたすら運転する『Desert Bus』を彷彿とさせる『Airplane Mode』。実は本作の本格的なゲームプレイ映像は、『Desert Bus』をプレイし続ける「Desert Bus for Hope」というチャリティイベントで披露されている。『Airplane Mode』の座席スクリーンで「バッグス・バニー」を流しているうちに、ゲームを紹介する担当者がブランケットで身を包みながら眠りにこけてしまうという、作品に即した紹介方法であった。

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