『コーヒートーク』Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに2020年1月30日発売へ。コーヒーを淹れることで紡がれる異種交流物語
コーラス・ワールドワイドは11月6日、『コーヒートーク』を2020年1月30日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4/Xbox One。開発元であるToge Productionsから販売されるPC(Steam版)も2020年1月に販売が予定されており、同時期での発売となるだろう。ダウンロード版が税別1600円で、Nintendo Switch/PS4向けにはパッケージ版が用意される予定だ。税別3980円のパッケージ版には初回特典としてオリジナルサントラCDが付属する。
インドネシアのスタジオToge Productionsが手がける『コーヒートーク』は、その名のとおりコーヒーをテーマとしたアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、人間だけでなくエルフやオーク、人魚などが暮らすちょっぴりファンタジーなアメリカ・シアトル。プレイヤーは夜だけ営業している喫茶店「コーヒートーク」のマスターとして、人々の悩みを聞いていく。エルフとサキュバスのドラマチックなラブストーリーから、人間を理解しよう試みる宇宙人などが登場するそうだ。
プレイヤーは、コーヒーや紅茶をお客に提供。同時にプレイヤーはお客のリクエストに応え、飲み物をつくり出していくことで、お客の気持ちに変化を与えていく。コーヒーは砂糖やミルクを加えることができるのはもちろんのこと、ミルクを使った飲み物には独自のラテアートを描くことも可能だ。お客の状態や嗜好を考えながらコーヒーをアレンジし、物語を紡いでいくのだ。
『コーヒートーク』は、コンセプトからもわかるとおり、バーを舞台としたアドベンチャーゲーム『VA-11 Hall-A』に似ている。同作の開発元のSukeban GamesはToge Productionsとの交流があることを弊誌インタビューにて語っていた(関連記事)。Sukeban Gamesが公認しているかは不明であるが、サイバーパンクバーテンダーゲームがこのコーヒーゲームに影響を与えていることは確かだろう。ビジュアルや世界設定は大きく異なっているので、すでにオリジナルのエッセンスを感じさせるが、ここからどのように差別化されるのかにも注目したいところだ。
『コーヒートーク』は、2020年1月30日に発売予定だ。