「ウィッチャー」Netflixオリジナルドラマが12月20日配信へ。最新映像ではゲラルトの入浴シーンも

「ウィッチャー」Netflixオリジナルドラマ版が12月20日配信へ。小説版「The Witcher」を題材とした作品だ。最新の「ウィッチャー」予告映像ではゲラルトの入浴シーンも確認できる。

Netflixは10月31日、Netflixオリジナルドラマ「ウィッチャー」の配信を12月20日より開始することを発表。あわせて最新の予告映像を公開した。主人公ゲラルトを演じるのは、俳優Henry Cavill(ヘンリー・カヴィル)氏。シーズン1は、作家Andrzej Sapkowski氏による小説版「The Witcher」シリーズ、とくに短編集「The Last Wish」をもとにしていると、現場総指揮のLauren Hissrich氏は語っている(Entertainment Weekly)。

超人的な力を秘めたウィッチャーのゲラルトが陰謀と策略の渦に巻き込まれていくドラマ版「ウィッチャー」。ゲラルトとイェネファーの出会いも描かれる短編集「The Last Wish」を主な題材としていることや、今年7月に公開されたティーザー映像の内容から、イェネファーのオリジンにも迫る内容に期待できそうだ。なおイェネファー役にはAnya Chalotra氏、シリ役にはFreya Allan氏、トリス役にはAnna Shaffer氏といった若手俳優を起用している。

原作者のAndrzej Sapkowski氏もクリエイティブ・コンサルタントとして関与している本作。あくまでも小説を題材としており、ゲーム版『ウィッチャー』をもとにしたドラマではない。ただ今回の予告映像では、『ウィッチャー3 ワイルドハント』で多くのプレイヤーに強い印象を残した、ゲラルトの入浴シーンに近しいカットも確認できる。

主演のHenry Cavill氏は近年、DCエクステンデッド・ユニバース作品でスーパーマン/クラーク・ケント役を演じ、製作中の「エノーラ・ホームズの事件簿」ではシャーロック・ホームズ役を務めるなど、アイコン的なキャラクターの役に抜擢されることが多い。今回の予告映像を見る限り、ゲラルト役としてもかなり仕上がっている印象を受ける。年末の配信が待ち遠しい。

*7月に公開されたティーザー予告編

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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