海戦バトルロイヤル『Blazing Sails』PC向けに発表。島に上陸して装備を漁り、海賊船を操って敵を砲撃せよ
パブリッシャーのIceberg Interactiveは10月30日、Get Up Gamesが手がける海賊バトルロイヤルゲーム『Blazing Sails』をPC向けに発表した。2020年第1四半期に、Steamにて早期アクセス販売を開始する。
『Blazing Sails』は、仲間と共に海賊船に乗り込み、大海原を舞台に生き残りを懸けて戦うバトルロイヤルゲームだ。武器などのアイテムはもちろん現地調達。海には大小さまざまな島が点在しており、上陸して装備を確保するところから始まる。プレイヤーが扱う銃や剣、ボウガンといった武器などに加え、自らの海賊船のための装備も必要だ。船には、武器として最初から大砲が装備されているが、砲弾については島で入手する必要がある。船を修理する際に使う木材も忘れてはならない。
海賊船は帆船であり、その扱いを求められることも本作の特徴のひとつだろう。船を進ませるにはマストに帆をあげるのはもちろん、空に白く流れる線で表現される風の向きを確認しながら、帆の方向を調整することでより速く航行できる。停泊する際は錨を下ろしておくと流されないで安心だが、訪れた島からはファストトラベルで船に帰ることが可能だ。
船の左右には複数の大砲が備え付けられており、敵船に遭遇した際はこれがメインの攻撃手段となる。大砲ごとに狙える角度が限定されているため、誰かが操舵輪を操作し、相手の攻撃を避けつつ、仲間が大砲で狙いやすいよう船の向きを調整することが求められるだろう。波に揺られながら共に移動しているため、射手はその揺らぎを考慮しながら偏差射撃を心がけたい。大砲の弾には複数の種類があり、たとえば船体を破壊するためのものや、帆にダメージを与えることに特化したものなどがある。
敵の大砲で船体にダメージを受けると、空いた穴から海水が侵入。放置していると沈没してしまう。本作では、自らの船がある限り死んでも何度でもリスポーンできるため、船倉に向かい集めた木材でダメージを補修し、ポンプで水を排出したい。なお、船倉は集めた各種アイテムを保管しておく場所でもある。
海賊船は、船体や帆、大砲などを強化するアップグレードが可能。また、船体や帆の色、帆に表示するエンブレム、船首像、そしてマストの先に掲げる海賊旗の色などをカスタマイズでき、キャラクター作成も用意されている。
*プレアルファ版のゲームプレイ映像。まだ仮のテクスチャが多いが試合の流れは掴める。
バトルは海賊船同士だけではなく、キャラクター同士でも発生。同じ島で装備品の奪い合いに発展したり、相手の船に乗り込んで直接攻撃を加える場面もあるだろう。ほかのバトルロイヤルゲームと同じく、本作でも時間経過と共にマップ内の行動できる範囲が縮小していくため、おのずと装備を獲得できる島も徐々に限定され、終盤には島で鉢合わせする確率も高まりそうだ。
『Blazing Sails』について開発元Get Up Gamesは、2020年第1四半期に開始する早期アクセス販売を通じて、海賊船や武器、マップ、カスタマイズオプションなどの種類をさらに充実させ、またエモートやボイスチャットといったコミュニケーション機能も追加していくとしている。現在はプレアルファテストを実施しており、本作のDiscordサーバーにて「!key」とコメントするとSteamキーを入手可能だそうだ(発売時には無効化される)。本作を試してみたいという方はテストに参加してみてはいかがだろうか。