高難度2Dアクション『The End Is Nigh』Steamワークショップ対応により売上が1000パーセント増加したと報告

『Super Meat Boy』などのクリエイターとして知られるEdmund McMillen氏が、プログラマーのTyler Glaiel氏と共に手がけた高難度2Dアクションゲーム『The End Is Nigh』。そのSteam版は発売から2年以上が経過しているが、今年10月25日に配信したアップデートにてSteamワークショップに対応したことをきっかけに、売り上げがおよそ1000パーセント増加したという。Glaiel氏がTwitterを通じて明かしている。

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『The End Is Nigh』は、天変地異により崩壊した世界を舞台に、黒い塊の主人公Ashを操作して、即死トラップだらけのステージを進んでいく2Dアクションゲームだ。多数収録されたステージには、獲得に高い操作スキルを必要とする収集アイテムを配置し、ミニゲームをアンロックできる隠しアイテムも存在。『Super Meat Boy』に似たタイプの作品だと言えるが、ゲームメカニクスや全体的なトーンは異なる部分も多い。

10月25日に配信されたアップデートでは、先述したようにSteamワークショップのサポートが追加された(Windows版のみ)。本作においては、あまり大規模ではないものの熱心なModコミュニティがかねてより存在しており、開発者のTyler Glaiel氏をも驚かせるようなMod作品もあったそうだ。そして今回、そうした活動を支援するためにSteamワークショップに対応させたという。これによりMod作成はより簡単になり、ゲームのカスタマイズ性も高まる。またプレイヤーとしても、誰かが作ったModを簡単にプレイできるようになった。

Steamワークショップを覗いてみると、まだそれほど数は多くないもののクオリティの高い作品も投稿されている。本作では、アート面に自動生成を取り入れており、ステージ用のカラーパレットも用意。Mod制作者はこれらを簡単に利用でき、たとえば以下の「Maelstrom」と名付けられた作品のように、本作のテイストを保ったまま新たなステージを作ることができる。

このアップデートに際してはセールも実施していたため、売り上げが増加するのは当然だと言える。しかしGlaiel氏によると、フルプライスに戻った後も好調な売れ行きを維持しているという。Steam Chartsにて本作のプレイヤー数の推移を見てみると、10月25日に大きく跳ね上がったあと、セール終了の27日までさらに増加。その後は緩やかに減少しているが、それでもアップデート前と比べるとプレイヤー数は遥かに多いままである。

プレイヤー数の推移は必ずしも売り上げと比例するわけではないだろうが、Steamワークショップへの対応および後述のアップデート内容により多くのプレイヤーが本作に戻り、さらに新たなプレイヤーも獲得する結果となったようだ。Glaiel氏はほかの開発者に対し、手がけたゲームにModコミュニティが存在するなら、Steamワークショップのサポートを追加することを強く勧めるとアドバイスを送っている。

なお、10月25日のアップデートではSteamワークショップへの対応のほかに、ロード時間の改善やバグ修正も実施された。また、Glaiel氏は本作のMod開発のためのリソースやツールを公開しているため、制作に興味のある方はチェックしておくと良いだろう。

ちなみに、『The End Is Nigh』のPC版は今年9月7日にEpic Gamesストアでも販売開始。当初は無料配布がおこなわれた。Glaiel氏によると、無料配布にあたってはEpic Gamesからまずまず良い金額(quite well)が開発元に支払われたという。また、無料配布を実施中であるにも関わらず、Steamでの売り上げが50パーセント増加したそうだ。もっとも、ローンチから時間が経ちかなり売り上げが落ち着いている時期であったため、増加したのは10本程度とのこと。わずかではあるものの、興味深い現象が確認できたと言えそうだ。

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