『パンツァードラグーン:リメイク』Steam版発売決定。Nintendo Switch版と共に今冬発売へ

パブリッシャーのForever Entertainmentは10月25日、現在開発中の『パンツァードラグーン:リメイク』について、これまで予定していたNintendo Switch版に加えてPC向けにも発売すると発表。Steamのストアページを公開した。

パブリッシャーのForever Entertainmentは10月25日、現在開発中の『パンツァードラグーン:リメイク(Panzer Dragoon: Remake)』について、これまで予定していたNintendo Switch版に加えてPC向けにも発売すると発表。Steamのストアページを公開した。

『パンツァードラグーン:リメイク』は、1995年にセガサターン向けに発売された『パンツァードラグーン』のリメイク版だ。セガからライセンスを受けて、傘下スタジオのMegaPixel Studioが開発している。本作はいわゆるロックオン・シューティングゲーム。ドラゴンにまたがったプレイヤーは、高度な文明が滅んでから数千年後の退廃した世界を舞台に、人類がかつて生み出した遺伝子改造による生物兵器・攻性生物や、ドラゴンを狙う帝国軍と戦う。

リメイクにあたっては、オリジナル版に忠実な部分を残しながらも、グラフィックや操作性に関しては現代の基準に合わせてアップグレード・最適化。3Dシューティングとして全方位から敵が襲ってくる本作のために、360度コントロールとロックオンシステムを向上させているという。一方のグラフィックについては、退廃した世界観を表現しながらさらなるディテールを加え、リアルかつ明るい色使いに生まれ変わっていることが映像にて確認できる。このビジュアルはファンの間では賛否両論あるようだが、シリーズの今後を見据え新たなファンを獲得するため、現代の要請に応える方向性を取っているとのこと(関連記事)。

販売元Forever Entertainmentは、本作についてファンに意見を求めることがあり、たとえばサウンドについてオリジナル版のものを収録するのか、リマスターするのか、それともまったく新しいものを用意するのか、どれが好ましいか投票を実施。その結果、リマスターがもっとも多くの票を集めた。また、パッケージ版の発売についても投票をおこない、結果を受けて実際に発売が決定している。サウンド面については、投票結果が反映されるのかまだ不明である。

『パンツァードラグーン:リメイク』は、Nintendo Switch/Steam版どちらも今冬発売予定。Nintendo Swtich版は、今年のE3に合わせて国内向けにも発表されている。Steamのストアページでは英語表示のみの対応となっているが、発売日が近づいた段階で情報を更新するとのこと。なお、Forever Entertainmentは続編の『パンツァードラグーン ツヴァイ』のリメイク版も制作中。こちらの発売時期や対応プラットフォームはまだ明かされていない。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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