Devolver Digitalが10月26日より、ハロウィンにあわせて『Carrion』のデモを期間限定で配信中だ。現地時間11月2日まで配信されるという。Steamにてデモ版をダウンロードすれば、アルファバージョンである同作の一部が楽しめる。日本語には対応していないが、出てくるテキストは操作説明のみなので、それほど問題にはならないだろう。
Play the Carrion ‘Sneak Peek’ as special Halloween treat – grab it and mangle some bodies until November 2!
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Wishlisthttps://t.co/VXwohxzu7X pic.twitter.com/6C8BSzPEMX
— Devolver Digital (@devolverdigital) October 25, 2019
『Carrion』は正体不明のエイリアンとなり、人類に襲いかかるアクションゲームだ。プレイヤーとなるこのエイリアン、本体の形がはっきりしておらず、怪しげな触手を自由自在に動かすことができる。そうした触手を用いて獲物である人間を狩り尽くす。ホラーゲームにおいては、基本的にはエイリアンに襲われる人間になることが多いが、本作は逆。ということで、“逆ホラー”の体験が味わえるという。
ゲームシステムとしては、探索型のアクションとなっており、広大なマップを冒険していく。研究所らしき本作の舞台を移動するわけだ。移動はオーソドックスながら、右スティック(マウスカーソル)でオブジェクトを選択してつかみ、それらを振り回すなど、やや独特な操作が導入されている。人間を食らうとエイリアンは肥大化していき、巨大化する。
ただしこのエイリアンも無敵ではない。銃弾を受ければダメージを受けるので、人間達はスムーズに始末しなければいけない。タレットに目をつけられればひとたまりもないだろう。操作は直感的でエイリアンは素早く移動できるが、むこうみずな行動にはリスクが伴う。時に頭をひねる必要もある。単にエイリアンが強いだけの作品にはならないだろう。
短いデモとはいえ、人間を食らうという逆ホラー体験が堪能できる『Carrion』体験版。ポーランドに拠点を構えるインディースタジオPhobia Game Studioによる、ユニークでグロテスクなゲームデザインがしっかりと確かめられるだろう。
『Carrion』デモ版はSteamにて配信中。発売時期は2020年が予定されている。PC以外にコンソールでもリリース予定で、製品版は架け橋ゲームズによって日本語化される計画もあるようだ(ファミ通)。