核戦争後の地球を生きるコロニー建設SLG『Surviving the Aftermath』正式発表&PC/Xbox Oneにて早期アクセス販売開始

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パブリッシャーのParadox Interactiveは10月19日、コロニー建設ゲーム『Surviving the Aftermath』の早期アクセス販売を、PC(Epic Gamesストア)とXbox One向けに開始した。価格はPC版が2050円、Xbox One版が2350円。「Founder’s Edition」としてゲーム本編に加え、コロニーに飾れる開拓者の像や、特別なデザインの旗が収録されている。

本作は、火星コロニー建設ゲーム『Surviving Mars』に続く「Surviving」シリーズの2作目だ。同作の成功を受け、新たなサバイバルマネジメントゲームプレイを模索する中で生まれた作品だという。開発はIceflake Studiosが担当している。

『Surviving the Aftermath』では、前作の火星から、核戦争によって崩壊した地球に舞台を移し、コロニーの建設・発展・維持を目指す。ゲームを開始すると、まず『Surviving Mars』と同じようにプレイ条件を設定する。たとえば環境の過酷さや天変地異の頻度、序盤から入手できる資源量、ゲームスタート時の生存者数などがあり、それぞれ3段階から選択。これによってゲームの難易度が決定する。

自然あふれる環境の少し開けた場所にやってきた生存者たち。プレイヤーはここに彼らのコロニーを建設する。まずは日々の生活に欠かせないものから作っていくことになるだろう。生存者たちの寝床となる場所としてテントを張ったり、井戸を掘って水を確保したり、あるいは食料を得るため畑を耕したり、近くの池に釣り小屋を作ったり。建設可能な施設は、現時点で50種類以上あるとのこと。

施設の建設に必要な資源は、木を伐採して製材したり、スクラップを漁るなど周囲の環境から入手可能。集めた資源や食料、水などを保管しておける施設を建設すれば、コロニー内にストックしておける。生存者たちは、プレイヤーが指示したこうした作業のひとつひとつをこなしながら日々を過ごしていく。

コロニーには破壊されたゲートが存在し、これを再建すると外の世界と繋がることが可能だ。たとえば、よそから生存者がやってきて仲間になることがあり、その中には固有のスキルや目的を持つスペシャリストがいる場合も。仲間になったスペシャリストには、資源の収集やミッションなどをおこなわせるために、外の世界の調査に送り出すことができる。

また、コロニーには大小さまざまな試練が訪れる。たとえばゲート再建後には盗賊が襲撃に来たり、天変地異が発生したり、あるいはコロニー内で争いが起こったり。各生存者には体力と幸福度のステータスがあり、怪我をした状態で放置すると死んでしまう。戦いや災害への備えのひとつとして、治療施設の建設なども求められそうだ。また生存者の住居も、先述したテントは災害に弱く放射線も防げないため、より強固な施設にアップグレードしていきたい。

コロニーを発展させる中では、さまざまなイベントが発生する。たとえば、生存者たちが特定の場所の調査や、狩りをするため外の世界に出たいと申し出ることがあり、許可するかどうかを判断する。結果はすぐに判明し、うまくいけば資源を持ち帰ってくるかもしれないし、逆に装備品を失って手ぶらで帰ってくることも。また、コロニー内で意見の対立が生まれ、どちらの側に立つのか、あるいは別の対策を打ち出すのかといった選択が求められる。

『Surviving the Aftermath』は、プレイヤーからのフィードバックを得ながら開発を進め、2020年後半に正式リリースする計画となっている。正式リリース時にはEpic Gamesストア/Xbox Oneに加え、SteamとPS4向けにも発売するとのことだ。

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