中世ヨーロッパ領主となるSLG『Crusader Kings II』Steamにて無料配布中

スウェーデンのパブリッシャーParadox Interactiveが、Steamにて『Crusader Kings II』を無料配布中だ。ストアページにて「ゲームをインストール」を押せば、ゲームがライブラリに追加され、今後もゲームを遊ぶことができる。

スウェーデンのパブリッシャーParadox Interactiveが、Steamにて『Crusader Kings II』を無料配布中だ。ストアページにて「ゲームをインストール」を押せば、ゲームがライブラリに追加され、今後もゲームを遊ぶことができる。Paradoxは、「無料」とだけ述べており、無料配布が期間限定なのかそうでないのか明言していない。同社は現在PDXCON 2019を開催しており、新作となる『Crusader Kings III』の発表が噂されている。期間限定のキャンペーンの可能性もあるので、PDXCON 2019が開催されているうちにダウンロードしておくのがよさそうだ。

『Crusader Kings II』は2012年に発売されたシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、11世紀から15世紀におけるヨーロッパの一族の当主となり、封建社会にて一族の繁栄を目指す。選べる時代、そして領主や貴族は幅広い。いずれかの当主となり、交渉や戦争を重ねて領土を拡大させたりしていく。あくまで基本目標は、一族の血脈を途絶えさせないことであるので、数々の侵攻や謀略に巻き込まれつつも、歴史的人物や事象などが緻密に再現された中世ヨーロッパを、力強く生き抜くことが求められる。

『Crusader Kings II』は2012年の発売以降も開発が続けられており、数多くのDLCがリリースされている。とにかく多くのDLCがリリースされているが『Crusader Kings II』だけでもなかなかにボリュームがあるとされている。本編を遊んだのち、いずれかの拡張パックの購入を検討してみてはいかがだろうか。

『Crusader Kings II』は、情報量とテキスト量がとにかく多いので英語で遊ぶにはやや難易度が高い。日本語版も昔は販売されていたものの、現在は入手困難。長い間日本語化が絶望的とされていたが、日本語化プロジェクトが進行中。ゲームをプレイし、日本語化を手伝いたいと感じた方は、作業に参加してみるのもいいかもしれない。

『Crusader Kings II』は、Steamのストアページから入手可能だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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