『Apex Legends』トレーニングモードに大幅な改装。人型ボットが追加され、全レジェンド・装備の試用が可能に


Respawn Entertainmentは10月11日、『Apex Legends』開発スタジオの舞台裏をセッション形式にて紹介する映像「Apex Devstream // Episode 001」を公開した。第1回目となる今回のセッションには、Respawn Entertainmentにてコミュニティマネージャーを務めるJay Frechtte氏やゲームディレクターのChad Grenier氏、リードデザイナーのBrent Mcleod氏などが参加。『Apex Legends』にまつわるさまざまな取り組みについて触れられた。

今回のセッションにて明かされた情報のなかで、もっとも目を引くのはトレーニングマップの改装についてだろう。現在実装されている『Apex Legends』のトレーニングモードは、ライフライン(プレイヤー)がブラッドハウンドの指示に従いつつ、一通りの操作や機能に触れていくというもの。あくまでチュートリアルとしての位置付けが強いモードであり、扱えるレジェンドはライフラインに固定されているうえ、武器アタッチメントはドロップしない仕様となっている。そのため、今となってはプレイ前に練習をおこなう場所としては、少々機能不足なモードと言えるだろう。

一方、改装されたトレーニングモードでは、レジェンドの選択が可能となるようだ。全てのレジェンドから自由に選択し、戦術アビリティやアルティメットなど、各能力を試すことができる。そしてキャラクターの切り替えは、トレーニング中いつでもおこなえるようだ。また、全ての装備がドロップするように。動画では、アタッチメント含むあらゆる武器・装備が取り揃えられている様子を確認できる。さらに人型のボットが登場。ボットは攻撃こそしてこないが、シールドを張っており、射撃部位によってライフの減り方にも変化が。現在のトレーニングモードと比べて、かなり実戦に近い形でトレーニングをおこなうことができそうだ。なお改装にあわせて、トレーニングモードの名称は「射撃演習場」に変更されるとのこと。また、具体的な実装時期については現時点で明かされていない。

セッションでは、新たなトレーニングモードの紹介以外に、10月16日に開催予定の新イベント「Fight or Fright」についても触れられた。同イベントの開催にあわせて実装されるキングスキャニオン(夜バージョン)の様子がチラリと映されており、不気味ながらどこか幻想的なキングスキャニオンの姿を伺うことができる。また、ドラキュラ衣装をまとうクリプトや、フランケンシュタインとなったジブラルタルなど、ユニークなスキンの一部も紹介されている。

ほかにも、アートディレクターRobert Taube氏が語るマップ開発におけるこだわりや、『Apex Legends』のグッズプロジェクト、スタジオに寄せられたファンアートの紹介などがおこなわれており、『Apex Legends』ファンにとって見ごたえのある動画となっている。特に武器やレジェンドが増加してきた今、トレーニングモードの改良は多くのプレイヤーにとって大きな朗報だと思われる。今回のセッションは第1回目ということで、今後もこうした形で新たな情報が披露されていくのかもしれない。新たなトレーニングモードの実装とともに、次回公開されるであろう第2回目のセッションにも注目していきたい。