海外インディーゲームの国内リリースをサポートしている架け橋ゲームズは10月14日、『A Hat in Time』のNintendo Switch版が10月18日に国内発売されることを明らかにした。
本作は、デンマークのインディースタジオGears for Breakfastが開発した3Dアクションゲーム。これまでにPCや海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売され、2018年12月には売り上げ100万本を突破している。Nintendo Switch版の発売日は海外では8月に発表されていたが、日本でも同日発売される運びとなった。
【リリース予定】
いよいよ『A Hat in Time』が10月18日にNintendo Switchに登場します!
可愛らしさにあふれた宇宙の冒険を楽しむローカル協力プレイ対応のアクションゲーム。不思議な惑星に散らばった「時間のピース」を集めよう!
↓海外版トレーラー↓ pic.twitter.com/uSiIZo7Q5f— Kakehashi Games (@kakehashigames) October 14, 2019
『A Hat in Time』の主人公は、大きなシルクハットを被った女の子Hat Kid。彼女の乗った宇宙船がとある惑星の近くを通りかかったところ、マフィアから通行料を要求され、ドタバタ劇の末に宇宙船の燃料であるアイテム「時間のピース」が、その惑星に流出していってしまう。そしてHat Kidは、バラバラに散らばった時間のピースを回収するため惑星に降り立つ。
本作はNINTENDO64時代の3Dアクションゲームから影響を受けて制作され、開発元は『スーパーマリオ64』や『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『バンジョーとカズーイの大冒険』を混ぜ合わせたような作品であると表現している。ステージには、マフィアだらけの南の島や、映画の撮影スタジオ、幽霊の住む暗い森などさまざまな環境が登場。武器にも移動アクションにも利用できる傘を駆使しながら、ステージを駆け回ったりステルスプレイしたり、時にパズルを解いて、時間のピースを持つボスのもとへと向かうのだ。
また、ステージに隠されたアイテムを集めることで、新たな帽子を編むことが可能。より素早く走れたり、一定時間スローにしたり、爆弾を投げられるようになったりと、帽子の種類によって異なるアビリティを獲得できる。なお本作は、ローカル協力プレイにて2人で楽しむことも可能だ。
Nintendo Switch版向けには、DLCの「Seal the Deal」も販売される。追加チャプターの「Arctic Cruise」や、超高難易度モード「Death Wish」、追加のカスタマイズ要素などが収録されている。なお、Arctic Cruiseへのアクセスは時間のピースが35個、Death Wishでは27個必要とのこと。PC向けには、さらなるコンテンツや50人オンラインプレイなどを追加するDLC「Nyakuza Metro」が配信されているが、こちらのNintendo Switch版への配信については未定である。