旅するADV『Pilgrims』Apple Arcade向けに配信開始、Steam版も明日発売へ。ADV名門スタジオAmanita Designの新作

チェコのインディースタジオAmanita Designは10月6日、新作アドベンチャーゲーム『Pilgrims(ピルグリム)』をApple Arcade向けにリリースした。Apple Arcadeは、月額600円(初月無料)のサブスクリプションサービスで、本作を含む対応タイトルが遊び放題。現在iPhone/iPad/iPod touch/Apple TVにて利用でき、この10月にはMacにも対応する。

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『Pilgrims』は、とある大陸を旅しながら、行く先々での問題を解決していくアドベンチャーゲームだ。マップ内にはいくつものロケーションが存在し、そこを訪れさまざまな人と出会いイベントをこなしていく。イベントの種類のひとつとしては物々交換がある。たとえば、旅を始めてすぐに出会える男は空気銃を持っており、酒と交換してくれるという。

それではと酒場に向かうと、酒をボトルに入れて持って行きたいなら魚料理をくれというので、次は魚釣りに。しかし、湖に行っても釣竿や餌がなければ釣りはできない。また、料理をするなら火にかける鍋が必要だ。そういったアイテムを、また別の人とのイベントで物々交換したり、特定のロケーションにて入手するなりして順に目標をこなしていく。そうしてようやく入手した銃も、また別のイベントにて役立つことだろう。

イベント画面の下には、入手したアイテムがカードとしてズラッと並べられており、イベント画面にドラッグして使用できる。相手が求めているものを出せば何か別のアイテムと交換してくれるかもしれないし、そうでなければまったく興味を示さずカードに戻されたり、あるいは思いがけない反応を返すことも。また先述した銃を持った男などは、イベントをこなすことで仲間として一緒に旅をするようになり、主人公を含めアイテムと同じくカードとして並ぶ。これによって、各イベントに登場させるキャラクターを選ぶことができる。

主人公は温和で非力、銃の男はすぐ手が出る豪腕といったように、キャラクターによって性格や能力が異なる。また、イベントにて出会う人と特別な関係にあるキャラクターが仲間になることも。イベントのクリア方法はひとつだけとは限らない。キャラクターと使用するアイテムの組み合わせによって、イベントごとにさまざまな結末を見ることになり、それらがゲーム内実績としてアンロックされていくことでリプレイ性を高めている。イベントでは何かを要求してくるなど、明確な答えが提示されるばかりではないため、カードの組み合わせをさまざま試すと良いだろう。

『Pilgrims』の開発元Amanita Designは、『マシナリウム』や『サモロスト』といった高評価アドベンチャーゲームを手がけてきたことで知られる。本作ではまた新たなビジュアルスタイルを採用し、さまざまなキャラクターが見せるユーモラスな反応が魅力。そして、シンプルなシステムながら奥深い謎解き要素や、世界観に合った優しい音楽を楽しめる作品に仕上がっている。本作はモバイル向けにはApple Arcade独占となるが、公式サイトにてPC版を5ドルで販売しているほか、Steamでも明日10月8日には発売予定とのことだ。

なお、Apple Arcadeでは『Pilgrims』のほかに、レースゲーム『Redout』の開発元によるスペースコンバット・シューティングゲーム『Redout: Space Assault』も、Steam版に先駆けて配信開始。また、事故の発生した博物館からの脱出を目指すパズルアドベンチャーゲーム『The Bradwell Conspiracy』(関連記事)や、『旅かえる』の開発元ヒットポイントによる新作『NIGHTMARE FARM』も配信開始している。これでApple Arcadeは、国内では計75タイトルのラインナップとなった。

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