『ディビジョン2』動物園の隠しボス「The Agony」がようやく発見される。『メタルギアソリッド3』のオマージュか
Ubisoftは10月2日、『ディビジョン2』の開発者ライブストリーム「State of the Game」を実施。現在進行中のアパレルイベントに関するプレイヤーからのフィードバックや、10月に復活するケンリー大学およびマスタリーシステムの仕組み、今後のシェパードシステムの改良など、10月のエピソード2配信を前にしてさまざまな情報が公開された。
エピソード2では、7月に配信された「マニング国立動物園」「キャンプ・ホワイトオーク」が侵略ミッションのラインナップに加わる。前者に関しては、やや長めのミッションであることを考慮し、拠点扱いに。後者はもともとブラック・タスクと戦うミッションであるため、ブラック・タスクがブラック・タスクを侵略するのは奇妙に感じるが、実際にプレイすると筋が通っているという。
マニング国立動物園の侵略ミッションでは複数の新ボスと戦うことになるのだが、そもそも同エリアには未発見のボスがいるのだと、Massive EntertainmentのシニアゲームデザイナーであるTrick Dempsey氏が明かした。少なくともDempsey氏がGoogle検索した限りでは、その隠しボスに関する情報は見当たらなかったという。
そこでライブストリームのホスト役Hamish Bode氏はヒントを出すことに。とある場所でとある行動を取ると、ボス戦を発動できるようになる。インタラクトUIが表示される類のものではなく、イースターエッグに近い存在だという。さらにDempsey氏も、フットボール場ほどの広さがあるエリアで何もすることがない状況が訪れたら、何かを探すべきだと、大きなヒントを残していった。
Bode氏は、来週までには誰かが見つけるだろうと語っていたが、実際には発見されるまで2時間もかからなかった。すぐさま発見方法がredditで出回りはじめ、今ではYouTube上に無数の動画がアップロードされている。以下は投稿が早かったYouTubeチャンネル「Gus Pickup」の動画。上記のヒントをもとに自分の力で見つけたい方は、以下の動画・文章を確認する前に動物園に向かってみよう。
クロコダイルの飼育施設を抜けたあとの広場にて、計5箇所にある蜂の巣を破壊。するとミツバチのディスプレイ前にあるパネルを操作できるようになる。操作後には隠しボス「The Agony」が登場。スレッジハンマー、ロケットランチャー、スティンガーで攻撃してくる。なおredditユーザーのEkos640氏は、The Agonyというボス名は『メタルギアソリッド3』に登場するザ・ペインのオマージュではないかと推測している。両者とも蜂と関連しており、先述したようにBode氏がイースターエッグに近いと話していたことを踏まえると、可能性は十分にあるだろう。
さまざまな隠し要素が仕込まれた『ディビジョン2』。タイトルアップデート6(エピソード2)では、ブランドセットの仕様変更(4セットでフル効果)、特定種の装備品を狙いやすくするドロップゾーンシステムの導入、再調整の自由化(異なる色の特性にも再調整化)、保管庫容量増、武器・タレントのバランス調整、新エキゾチック装備の追加、新マップのペンタゴンや2つ目のレイドの追加などが予定されている。来週のState of the Gameでは、新スペシャリゼーションも含め、エピソード2のコンテンツに関する情報を多く発信するとのことだ。