PC版『PUBG』にて、アップデート4.3がライブサーバーにて実装された。このパッチでは、ハロウィンをテーマにしたアイテムが追加されている。テーマとなっているのはオズの魔法使い。BPで購入した少女や海賊など不思議なスキンをまとい、生き残りを目指す。しかしその中のライオンのスキン「レオジャンプスーツ」のみが販売停止扱いになっている。
このライオンは、細く長い尻尾が生えている。『PUBG』の物理演算によって、プレイヤーの身体の動きに合わせて尻尾が描写されるわけだが、この尻尾が陰茎に見えるとの指摘があったようだ。撮影されたスクリーンショットは、まだ戦場に降り立つ前の状態。降下している姿であるが、脚の間から見える尻尾は偶然にも性器に見えてしまっている。
PUBG Corp.はすぐさま「レオジャンプスーツ」のみをストアから削除。公式は「致命的な不具合」と表現しており、修正完了まで販売を中断するとコメント。一時的に接続し購入されたユーザーに対しては、スキン回収及びBP支給すると発表した。
【お知らせ】
ハロウィンスキン「レオジャンプスーツ」につきまして致命的な不具合が確認されたため、修正完了まで販売を中断いたします。なお、一時的に接続し購入された方に関しましてはスキン回収及びBP支給を予定しています。プレイヤーの皆さまにはご不便おかけし申し訳ございません。— PUBG JAPAN (@PUBG_JAPAN) September 27, 2019
ライオンの尻尾が局部に見えたことが原因であったかは定かではないが、PUBR Corp.のコンテンツマネージャーであるSean Orlikowski氏は当該の話題を扱うRedditのスレッドにて「死亡確率の高い戦場に降り立とうとしているのだから、降下中にちょっとは楽しんでもいいんじゃないかい」とおちゃらけている。ユーモアの意図も不明であるが、否定していないところを見ると尻尾は販売停止と無関係ではないかもしれない。「レオジャンプスーツ」は、9月30日時点で再販されていない。再販された際に尻尾を見てみれば、その理由についてうかがい知ることができるだろう。
なおアップデート4.3では、キルに直結しないスキルを評価する新しい進捗状況システム「生存マスタリー」、生存マスタリーレベルやプレイヤーID、エンブレム、背景、アバターのポーズなどを含むIDカード「PUBG ID」などが導入されている。ライオンの尻尾はともかく、新たなコンテンツにふれてみてはいかがだろうか。