Epic Games ストアにて『Metro:2033 Redux』、『Everything』が期間限定で無料配布中

 

Epic Games ストアにて『Metro:2033 Redux』と『Everything』の配布が開始された。期間は10月3日まで。荒廃したモスクワの地下鉄を旅するFPSと、哲学的ともいえる異色のサンドボックスゲームのまったくジャンルの異なる2本が無料配布されている。

『Metro:2033 Redux』は4A Gamesが開発し、2010年に発売された『Metro 2033』のリマスター的な位置づけのゲーム。『Metro 2033』はドミトリー・ドミトリーグルホフスキー氏の同名の小説を原作にしており、原作をベースにしたストーリーや核戦争後の地下鉄の雰囲気が高く評価されたFPS。『Metro:2033 Redux』は、続編『Metro:Last Light』で改善された操作性やアニメーション、敵AIを引継ぎつつ新たなゲームエンジンで制作されている。『Metro:2033 Redux』の世界では、2013年に起きた核戦争で文明が滅び、わずかに生き残った人々はモスクワのメトロで暮らしている。2033年、青年アルチョムは故郷の駅を人類の新たな脅威ダークワンから守るため危険な地下鉄の中を旅する、というのが物語の概要。日本語のサポートはされていないので、日本語字幕で楽しみたい場合はModの導入が必要になる。

『Everything』はあらゆるものになることができる異色のサンドボックスゲーム。ゲーム中に映るすべての物をプレイアブルキャラクターとして操作できる。小さいものはバクテリアから動物、大きいものは惑星、銀河まで世界に存在するすべてのモノになることができ、それぞれの視点から無限に広がる世界を旅することができる。本作を手がけたのは、ただ山になるだけのゲーム『Mountain』を開発したDavid OReilly氏 。またナレーションに哲学者のAlan Watts氏の録音を使用している。本作では決められた目的は存在せず、自分の姿を変える方法を学んだあとは何をしてもいい。その場で何もせず世界を眺めたり、内宇宙と外宇宙を行き来する旅を楽しむこともできる。

次回の10月4日からの無料配布タイトルは、同じ1分間をループし続けるアクションアドベンチャーゲーム『Minit』が予定されている。