Epic Gamesストアにて、PC版『Batman: Arkham Collection』と『LEGO Batman Trilogy』の配信が開始された。配布期間は9月27日まで。『Batman: Arkham Collection』には「Arkham」シリーズの作品が3本、『LEGO Batman Trilogy』でも3本のタイトルが同梱されているということで、今回の無料配布では6タイトルが手に入る。「バットマン」生誕80周年を記念したものだという。
『Batman: Arkham Collection』は、バットマンを主人公としたシリーズ三部作。イギリスのスタジオRocksteadyが開発を手がけている。美麗なグラフィックと作品への深い理解により、IPの魅力を掘り下げながらも、ステルスアクションやオープンワールドをまじえたゲームデザインが高い評価を獲得した。「バットマン」好きもそうでない方も楽しめるゲームとなっているだろう。日本語については『Batman: Arkham Asylum』『Batman: Arkham City』は非対応(Steam版では有志日本語化が適用可能)で、最終章となる『Batman: Arkham Knight』のみ日本語音声・字幕に対応する(確認済み)。PC向け最適化が不足していると指摘された作品もあるが、アップデートにより大幅に改善されている。
『LEGO Batman Trilogy』には、『LEGO® Batman™: The Videogame』『LEGO® Batman™ 2: DC Super Heroes』『LEGO® Batman™ 3: Beyond Gotham』が収録されている。レゴを用いて「バットマン」の世界を描く定番のシリーズとなっており、「Arkham」シリーズよりは幾分カジュアルな見た目やゲームシステムながらも、作品のポイントを抑えた演出や手堅いつくりに定評がある。画面分割などに対応したローカルマルチプレイが可能というのも、特徴のひとつになるかもしれない。『LEGO Batman』は基本的にいずれの作品も日本語非対応となっている。
なお次回の無料配布タイトルは、『Metro: 2033 Redux』と『Everything』。ともに評価の高い作品であるので、次回の無料配布についても楽しみにしておこう。