『CoD:MW』20日から開催されるクロスプレイ・オープンベータの概要公開。発売後の追加コンテンツは全機種同時配信に

Activisionは9月17日、『Call of Duty Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』の第2回マルチプレイヤーオープンベータでのクロスプラットフォームプレイに関する情報を公開した。

パブリッシャーのActivisionは9月17日、『Call of Duty Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』の第2回マルチプレイヤーオープンベータでのクロスプラットフォームプレイ(以下、クロスプレイ)に関する情報を公開した。オープンベータの実施期間は、日本時間9月20日午前2時頃から24日午前2時頃まで。なお、PS4ユーザーは全期間誰でも参加できるが、PC/Xbox Oneでは初日に限り本作の予約購入者のみが先行アクセスとして参加可能。2日目からは全ユーザーに開放される(Xbox One版はXbox Live Gold必須)。

今回のマルチプレイヤーオープンベータでは、『Call of Duty』シリーズとして初めて対応するクロスプレイが目玉となる。つまり、PC/PlayStation 4/Xbox One版のすべてのプレイヤーが一緒にマルチプレイでき、マッチングの待ち時間の短縮が期待される。クロスプレイをするには、事前に公式サイトにてCOD Accountを作成しておく。COD Accountを通じては、プラットフォームの垣根を超えてフレンドやパーティを作成可能だ。

開発元Infinity Wardは、本作にクロスプレイを導入するにあたっては、コントローラーの違いによってプレイヤーが有利不利を感じないようにすることや、どのプラットフォームにおいても操作デバイスの選択を可能にすることを念頭に開発しているという。そのため、PC版にてゲームパッドを使用できるのはもちろん、PS4/Xbox One版でもキーボード&マウスの使用に対応する。またマッチングにおいて、ゲームパッドのみ、あるいはキーボード&マウスのみのプレイヤーに限定したり、逆に両方の操作方法のプレイヤーを混在させることも可能。なお、クロスプレイ自体を有効にするか否かも選択できる。

マルチプレイヤーオープンベータでは、Team DeathmatchやDominationといった『Call of Duty』シリーズでおなじみのゲームモードや、小規模マップにて2対2で戦うGunfight、司令部をめぐる攻防をおこなうHeadquartersなどのモードがプレイ可能。ナイトビジョンが必要な夜間マップも登場するようだ。もちろん、すべてのゲームモードにおいてクロスプレイに対応する。

なお、本作ではシーズンパスが廃止され、マルチプレイのマップやゲームモード、スペシャルオプスのミッションなどの追加コンテンツは、全プレイヤーに無料配信されることが明らかになっている。今回、こうした追加コンテンツのほとんどは全プラットフォームに同時配信されることが発表された。これは、すべてのプレイヤーがシームレスに一緒にプレイできるようにするためだそうで、クロスプレイを採用したこと念頭に置いた施策だろう。

『Call of Duty』シリーズにおいては、特定のプラットフォームホルダーと提携して追加コンテンツの先行配信をおこなってきたため、興味深い方針転換である。ローンチ後に配信する追加コンテンツの詳細は、本作の発売日前に発表するとのこと。『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに10月25日発売予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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