バンダイナムコエンターテインメントは『ドラゴンボールZ KAKAROT』を2020年1月16日に発売することを公式サイトにて発表した。本日2019年9月12日から7600円(税別)で予約が可能となっており、早期購入特典の内容も明らかとなった。
『ドラゴンボールZ KAKAROT』はPlayStation 4/Xbox oneで発売されるアクションRPG(Xbox one版はダウンロードのみ)。悟空体験アクションRPGと銘打たれた本作では、プレイヤーは「ドラゴンボールZ」の主人公孫悟空として原作のストーリーを追体験でき、さらに原作にない新たな物語も描かれる。本作はオープンワールドゲームとなっており、孫悟空としてマップを飛び回り、さまざまなアクティビティに参加できる。ストーリーはサイヤ人、フリーザ、セル編の三章構成になっており、プレイアブルキャラクターも孫悟空を中心にピッコロやベジータへ物語の進行で交代するようだ。
早期購入特典の内容は、①幻のギニュー特戦隊員⁉と闘えるトレーニングメニューの早期解放、②サブストーリー「仲間たちの危険なパーティー」、弁当「笑顔ウルトラ極上肉」の三つとなっている。
ひとつめの「幻のギニュー特戦隊員⁉と闘えるトレーニングメニュー」では、幻のギニュー特戦隊員は原作者の鳥山明先生が新たに設定画を描き下ろした「ボニュー」というキャラクターが登場する。ギニュー特戦隊結成時に彼女は真っ先にスカウトされたのだが、ギニュー特戦隊のスペシャルファイティングポーズが嫌で離脱してしまったという設定。ギニュー特戦隊の宇宙船から回収したデータをもとに仮想的に再現されたボニューと、カプセルコーポレーションのトレーニングルームで戦うことができ、早期購入特典ではボニューと闘えるトレーニングメニューが早期解放される。ギニュー特戦隊は原作ではフリーザの手先として全宇宙から集められた精鋭部隊だった。オリジナルメンバーはギニュー、リクーム、バータ、ジース、グルドの五人。乳製品を元ネタにしたと思われる名前のメンバーで構成されていたので、「ボニュー」の名前もその系譜にあるのだろう。
ふたつめの特典となるサブストーリー「仲間たちの危険なパーティー」は、悟空がヤードラッド星から帰還したことを祝って、彼の仲間たちでパーティーをするというサブストーリーが追加される。『ドラゴンボールZ KAKAROT』では原作で描かれなかったストーリーも鳥山明先生のお墨付きのうえで追加されるというので、こちらもその一つなのかもしれない。悟空はフリーザとの戦闘の後にヤードラッド星を訪れ、そののち地球へ帰還することになる。「仲間たちの危険なパーティー」は平和なパーティーというよりは「ドラゴンボールZ」らしいアクションものに満載なものになりそうだが、キャラクターやストーリーがより掘り下げられることに期待したい。
3つめの特典である弁当「笑顔ウルトラ極上肉」について、ゲーム内で食事をとることによって悟空のステータスを上げることができる。経験値を稼ぎ、料理を食べることで悟空の戦闘力を上げることができ、このアイテムは特にゲームの序盤を有利に進められるように用意されたそうだ。『ドラゴンボールZ KAKAROT』では戦闘や探索だけでなく、食事や釣りといった内容も孫悟空の体験として用意されている。食事については、恐竜の狩猟や採集、釣りで集めた食材を調達して、チチに渡すことで作ってもらえるようだ。早期購入特典を入手された方は豪快な「笑顔ウルトラ極上肉」を食べて孫悟空になりきってみるのもいいかもしれない。