狼男と人間に分かれて戦う『DON’T EVEN THINK』国内PS4向けに無料配信開始。バトロワと非対称マルチを融合
ゲームパブリッシャーのPerfect World Gamesは9月9日、PS4向け『DON’T EVEN THINK』を国内向けに配信開始した。基本プレイ無料タイトルとして配信されている。アイテム課金型となっており、コスメアイテムを購入するためのGoldが別途販売されている。
『DON’T EVEN THINK』は、狼男と人間に分かれて戦う非対称マルチプレイゲームだ。プレイヤーは狼男か人間かを選び、飛行機から大地に降り立ちゲームがスタート。狼男は人間の全滅を目指し、人間側(3人1チーム)は、ヘリコプターでの脱出を目論む。地上に降り立ったのち、狼男は人間としてフィールド視察し、人間側は武器や弾薬を求めてフィールドを探索する。時間が経過し夜になると、狼男が正体を表す。
人間は逃げ延びながらも、寒くなってくる夜に備えて、食料を集めたり焚き火をあげながら体温をあたためなければならない。ヘリコプターに乗ることができるのは、1チームのみだ。一方狼男もまた無敵ではなく体力が有限なので、人間から銃弾を受けた際には死んだ人間から血を吸う必要がある。人間は、狼男に居場所を察知されることを避けながら、武装しながら暖をとり脱出を狙う。狼男は人間の血を食し回復したりスキルをアンロックしながら、人々を血祭りにあげていく。
武器にはレアリティがあり、種類も多彩。銀の弾丸を入手できれば狼男を追い払うこともできよう。セッションで登場する狼男は一体ではない。最大3体の狼男が登場し、それらが群れて行動することもあるわけだ。そうした要素を踏まえ、『DON’T EVEN THINK』は追いかけっこ型の非対称マルチプレイゲームにバトルロイヤルといった、複合的なジャンルの要素が取り入れられている作品だ。エイミングスキルのほかに、状況に適した賢明な立ち回りが求められるゲームとなっている。
『DON’T EVEN THINK』は北米向けには今年7月に配信開始されているが、Metacriticはメタスコア・ユーザースコア共に件数は少なめだが評価は辛め。ただし、批判はビジュアルやフレームレートといった技術面への言及が中心。こうしたパフォーマンスはアップデートにより向上しており武器なども追加されているとのことなので、一度ダウンロードしてその感覚を確かめてみるといいかもしれない。