パブリッシャーのHi-Rez Studiosは9月5日、『Rogue Company』をPC/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに発表した。2020年に発売する。本作は、First Watch Gamesが開発するマルチプレイシューターだ。全機種間におけるクロスプラットフォームプレイをサポートする。
『Rogue Company』は、世界中のエリート傭兵たちで構成される極秘組織をテーマにした作品だ。世間一般では根拠のない噂として語られるに過ぎない存在だが、世界が敵とみなす人物やグループの排除といった困難なミッションには欠かせない組織だという。プレイヤーはそのRogue Companyの傭兵のひとりとなり、最大10人のプレイヤーをサポートするマルチプレイをおこなう。
本作には複数のゲームモードおよびマップが収録される。ゲームモードには、たとえば指定の目的をこなしながら戦うオブジェクティブベースのモードがバラエティ豊富に用意されるという。そのほか、競技性の高いものやカジュアルに楽しめるものも。さらに、本作はPvPメインのようだが、AIと戦うゲームモードも存在するとのこと。AIは手強い存在となるが、あくまでフェアな挙動を示すとしている。
マップについては、公開された映像では軍艦が停泊している港湾地帯が確認できる。軍艦内や周辺の建物、コンテナが多数配置されたエリアを移動しながらのバトルとなるのだろう。また、航空機からウイングスーツにて任意のポイントに降下してゲームを開始するであろうこともうかがえる。
プレイヤーは、スタイルの異なる傭兵から選択してプレイする。武器には、銃器のほかに近接武器やガジェットなどを多数用意。映像でもさまざまな種類の銃器やグレネード、日本刀といった武器が確認でき、またシールドを設置したりドローンを飛ばしたりといった様子も見られる。キャラクターはカスタマイズが可能で、装備する武器やスプレー、エモートなども選ぶことができる。
本作はサービスとして運営していくそうで、アップデートを頻繁におこなう計画だという。その中では、新たなゲームモードやマップ、武器やスキン、ゲーム内イベントなどを配信・実施していく。本作に登場する傭兵や収録ゲームモード、武器、また世界観などの詳細については、公式サイトにて順次発表していくそうだ。
ちなみに、『Rogue Company』の公式サイトは日本語に対応しており、また海外ニンテンドーeショップでも本作は日本語をサポートするとの記載がある。販売元Hi-Rez Studiosは『SMITE』や『Paladins』などを手がけたことで知られ、いずれも日本でも発売されている。本作の特にコンソール版が国内でも発売されるかどうかは不明だが、ぜひ期待したいところである。公式サイトではアルファテストの参加者を募集しているため、興味のある方は登録しておこう。