任天堂の「Nintendo Direct 2019.9.5」放送にて、『Deadly Premonition 2: A Blessing in Disguise』がNintendo Switch向けに発表された。『Deadly Premonition』は『レッドシーズプロファイル』の海外名。前作が2010年に発売されてから10年の時を経て、2020年に発売される。なお前作『レッドシーズプロファイル』のNintendo Switch移植版『Deadly Premonition Origins』はトイボックスより本日9月5日に配信開始されている(3480円)。
前作『Deadly Premonition(邦題:レッドシーズプロファイル)』は、アメリカ北部の田舎町グリーンベイルで起きた殺人事件を調査するオープンワールド・ミステリーアドベンチャーゲーム。主人公であるFBI捜査官フランシス・ヨーク・モーガンが、森と湖に囲まれた小さな町に潜む奇妙な真実を解き明かしていく。ゲームプレイ面では賛否両論となったが、自分の中にいるザックという人物に頭の中で語りかけるモーガンも含めて、癖のある登場人物が揃っており、独特のユーモアや「ツインピークス」を彷彿とさせる世界観などで長く語り継がれるカルトヒット作品となった。
続編となる『Deadly Premonition 2』では、FBI捜査官アリヤ・デイヴィスが、ボストンで起きた連続殺人事件を調査するところから物語が始まる。彼女が取り調べを行なっているのは、前作の主人公モーガン。トレイラーでは、モーガンが解決済みとして閉じた事件の失われた遺体が見つかったと、アリヤが問い詰めている様子が確認できる。そして調査の舞台は14年前のニューオーリンズへと遡り、若きモーガンとして田舎町を調査する(舞台となるのは4km四方の街「ル・カレ」)。こうして過去(2005年)と現在(2019年)を行き来しながら真実を解き明かすのだ。
なお前作のディレクターであったSWERYこと末弘秀孝氏は、新作プロジェクトでも引き続きディレクターおよびシナリオライターとして参加していることを明かしている。『Deadly Premonition』を一躍カルトヒット作品へと押し上げたSWERY作品独特の世界観とユーモアが期待できそうだ。
【UPDATE 2019/09/05 10:45】
開発はトイボックス、末弘秀孝氏のWhite Owls、そしてナウプロダクションが担当。末弘氏のほか、プロデュース担当の金沢十三男氏(トイボックス)をはじめとするオリジナルスタッフが集結することが明かされた。またアートディレクションには今井 秋芳氏、音楽担当には大久保 サトシ氏を迎え入れている。
I got approval for announcement just now.
So I can say "yes". I am the Director/Writer for DP2!!#deadlypremonition #DeadlyPremonition2 #dp2 pic.twitter.com/qpFVQ6Sns9— Hidetaka SWERY Skywalker (@Swery65) September 4, 2019