『サイバーパンク2077』ローンチ後にマルチプレイを導入へ。開発を進めていることをCD PROJEKT REDが正式に認める

 

CD PROJEKT REDは9月4日、『サイバーパンク2077』にマルチプレイを導入するため、現在開発中であることを正式に発表した。来年のローンチ時には1人プレイ用のゲームとして本作をリリースするが、無料で配信するDLCなどシングルプレイコンテンツを一通り提供したあと、何らかのマルチプレイ要素を導入する計画だという。

『サイバーパンク2077』のマルチプレイについてCD PROJEKT REDは、これまでさまざまな場にて研究開発をおこなっていることを認めていた。また同社は2016年、地元ポーランドの国立研究開発センターNCBRのGameINNプログラムに応募し、3000万ポーランドズウォティ(約8億円)の研究開発資金を獲得。その際に提出された資料では、シームレスなマルチプレイという項目にて、ユニークなマルチプレイゲームメカニクスを開発する考えを示しており、本作のための研究開発なのではと報じられた。

一方で、本作は純粋なシングルプレイゲームとしてローンチさせる計画であることも明言されており、発売後にマルチプレイ要素を追加するかどうかについては、可能性はあると述べるにとどめていた。そして今回、研究開発の段階から脱し、正式にマルチプレイの開発を進めていることを認めた形だ。CD PROJEKT REDでは、マルチプレイ開発のためにゲームデザイナーやプログラマー、エンジニアなど複数の職種について募集をおこなっており、スキルを活かしたい人は応募してほしいと呼びかけている。

『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/Xbox One向けに2020年4月16日発売予定。GoogleのクラウドゲームサービスStadiaにも提供される。