『Apex Legends』期間限定イベント「ヴォイドウォーカー」開幕。ショットガンとスナイパーだけで戦う「危険武装」モード登場
『Apex Legends』の期間限定イベント「ヴォイドウォーカー(Voidwalker)」が日本時間9月4日に開幕した。同時に配信された最新アップデートにより、マップの一部がレイス・テーマに改変されるタウンテイクオーバーが適用。かつてフェーズ技術の実験に用いられた「Singh Labs」がキングスキャニオンに登場した。かつてレイスが捕らわれていたICM拘置施設だ。施設内のプロトタイプポータルを通じて、上空からの突入が可能。新たなロケーションに向かい、隠された秘密を暴き出そう。
また期間限定モード「危険武装(Armed and Dangerous)」では、装甲が制限された状態で、ショットガンとスナイパーライフルだけで戦うことになる。サプライボックスを除く武器/アイテムの出現率が45%低下しており、ボディシールドやヘルメットは白色のみがドロップ。武器はモザンビーク、ピースキーパー、EVA-8、ロングボウ、G7、トリプルテイクが入手可能となっている。クレーバーとマスティフは主にマッチ後半のエアドロップから手に入るようになっており、通常ドロップにはほとんど含まれない(マッチにつき1~2個のみ)。
また同モードでは落ちている弾薬箱1個あたりの弾薬数と、インベントリースロット1枠あたりの所持可能弾薬数も調整。武器/アイテムの出現率が低下したものの、十分な弾薬を確保できるよう配慮されている。そのほか、ルートテーブルに含まれる武器/アイテムの種類減を相殺するため注射器の出現率が上昇。一方でシールドバッテリーの出現率は低下している。
ライト:弾薬箱1個16発、インベントリースロット1枠32発
エネルギー:弾薬箱1個16発、インベントリースロット1枠32発
ヘビー:弾薬箱1個7発、インベントリースロット1枠14発
ショットガン:弾薬箱1個7発、インベントリースロット1枠28発
最新のアップデートによる武器関連の変更点としては、トリプルテイクの弾薬散開が広がり、SMGの対応アタッチメントから3x HCOG、2x-4x ACOGが除外された。後者は、近距離武器に誤って長距離武器用のスコープを装着してしまい、手動で外さなくてはならなくなるといった体験を無くすための変更だ。
レジェンド関連の変更点としては、ワットソンにロープロファイル(体力に対する被ダメージ5%増)特性が追加されたほか、インターセプターパイロンの同時発動可能個数が1個に制限された。ブラッドハウンドに関しては、ジップライン中にハンティングビーストを発動すると、初動アニメーションをキャンセルできてしまう現象が修正されている。
また最新アップデートにより、設定画面にいくつかの新項目が追加された。オートスプリントのオン/オフ設定(デフォルトはオフ)をオンにすると、前進中は常にスプリントを行うようになる。弾薬切れ時の武器自動切り替えのオン/オフ設定が追加されたほか、エイム時視点感度の項目では、スコープ倍率ごとにカスタマイズできるようになった。QoL改善点としては、ロビーとキャラクター選択画面でのレジェンドたちのビジュアルが改善。そのほか観戦モードにて敵と味方のどちらの画面を見ているのかすぐにわかるようUIが追加されている。
イベント期間中には、ヴォイドウォーカーイベントチャレンジをクリアすることで、武器スキンやバッジ、レイスをテーマにしたロード画面といったイベント限定装飾アイテムをアンロック可能。またイベント限定ショップでは、目玉商品となるゴーストレイス(レイス)や、500Apexコインで購入可能なブロッサム(ライフライン)、ハードライン(ジブラルタル)、ナーリー(RE-45)スキンが並んでいる。ラインナップは1週間後に入れ替わる予定だ。さらに日本時間9月7日午前2時から9月10日午前2時にかけては、ボーナスXPウィークエンドが実施。トップ5に入ると獲得XPが2倍になる(アカウントレベルとバトルパスの両方に適用)。
なお今回のヴォイドウォーカーイベントと関連したショートアニメーションも公開されている。レイスの一種のオリジンストーリーとも言える内容だ。アニメーションの舞台となっている「Singh Labs」はゲーム内のキングスキャニオンにも登場している。本作の物語に関わるさらなる秘密が隠されているということで、気になる方は新エリアに突入してみよう。