インディースタジオMatt Makes Gamesが開発した2Dアクションゲーム『Celeste』のPlayStation 4版が、9月10日に日本で発売されることが明らかになった(ファミ通)。本作は、これまでにPC/Nintendo Switch/Xbox One版が国内リリースされ、海外ではPS4版も発売されていたが、ついに日本でもすべてのプラットフォームで楽しめるようになる。
また国内PS4版のリリースに際しては、日本語テキストを新たに翻訳し直しているという。本作はもともと日本語に対応していたが、やや不自然な翻訳が散見されたため、これを機に見直すことになったのだろう。今回ローカライズを担当したのは有限会社ハチノヨン。『UNDERTALE』や『ショベルナイト』など数多くの作品に携わった実績があり、ローカライズのクオリティには定評がある。なお、弊誌が開発元に確認したところ、PS4版以外の日本語テキストも、新たなものに差し替える予定とのことだ。
『Celeste』は、山登りをテーマにしたシングルプレイのアクションゲーム。主人公の少女マデリンは、とある目的をもってセレステ・マウンテンの山頂を目指す旅をしており、その中で体験する困難や出会い、不思議な出来事に遭遇し、自分自身を見つめ直していく。美しくもキャッチーなピアノやシンセサイザーによるBGMが、そうしたストーリーやゲームの展開を盛り上げる。
ゲームプレイは、ジャンプや空中ダッシュ、そして壁にしがみつくシンプルなアクションだけで楽しめる一方、ステージ内には触れるとミスになるハザードやトラップがそこかしこに設置されている高難易度が特徴。何度もリトライを繰り返しながら少しずつステージを突破し、山にあるさまざまな環境を進んでいく。上級者向けに、収集アイテムややりこみ要素も豊富に用意されている。
なお本作に向けては、無料DLC「チャプター9:別れ」の配信も予定されている。かなり大きなボリュームの内容になるようで、いくつか新たなアイテムやゲームメカニクスを導入しているという。もちろん、こちらも全機種向けに配信される。