超能力アクション『Control』に小島秀夫氏がカメオ出演。日本人の「トクイ・ヨシミ博士」として主人公を独特の映像体験へと誘う

Remedy Entertainment開発の超能力アクションADV『Control』が8月27日に海外リリースされた。そして同作にコジマプロダクションの小島秀夫氏がカメオ出演していることが明らかとなった。役柄は日本人のトクイ・ヨシミ博士。独特のイメージ体験を提供する音声テープのガイド役として、小島氏が日本語で語りかけ、それを齊藤昭義氏が淡々と英語に通訳している。齊藤氏はコジマプロダクションのマーケティング&コミュニケーション責任者。海外ゲームイベントでは小島氏の通訳を務める機会も多く、その声に聞き覚えのある方も多いのではないだろうか。

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『Control』は、『Max Payne』『Alan Wake』などで知られるRemedy Entertainmentの最新作。日本語PS4版は12月12日発売予定。主人公ジェシー・フェイデンは、とある目的でニューヨークにある機密機関Federal Bureau of Control(FBC)の本部を訪れるのだが、本部は「Hiss」と呼ばれる未知の存在によって侵略されてしまっていた。FBCは世界中の超常現象を監視する機密機関であり、ビル内部では奇怪な現象が頻発。どういうわけか新しいFBC指揮官に任命されたジェシーは、生き残った局員たちと協力しつつ、FBC本部、そしてジェシー本人の秘密に迫っていく。

ジェシーは物語を進める中で新しい超能力を会得していき、家具や瓦礫を吹き飛ばして攻撃したり、逆にシールドがわりに使ったり、ジェシー自身が空中浮遊したりと、さまざまな戦闘スタイルが生み出せる。また形状変更武器「サービスウェポン」をピストル、ショットガン、SMGのように操ったりと、超能力と銃撃を組み合わせて戦うことも可能だ。今作はこうした戦闘部分が高く評価されている。

小島氏が声を担当するトクイ・ヨシミは東京在住の科学者。ガイド付きのイメージ体験という一連の音声テープを制作したことで、世界中で高い人気を獲得した人物だ。だが異様な人気ぶりと音声テープの使用者に見られた異変から、FBCのエージェントが調査を開始。トクイ・ヨシミに超常現象との接触歴はないようだが、テープ使用者からは、彼の話し声を聞くと幻覚が見えてくるとの報告があがっており、FBCの関心は深まった。

本作の舞台となるFBC本部には、トクイ・ヨシミ調査の一環として感覚遮断装置が設置されている。主人公ジェシーは、彼の音声テープを聴きながら感覚遮断装置に入ることで、単なる瞑想を超えた不思議なイメージの世界へと没入していく。「森との戯れ」「気まぐれを受け入れる」と呼ばれるレッスンでは「目を閉じて、心を開いてください。あなたは浜辺でひとり佇んでいます。誰もいない静かな浜辺」といったように、心の中に映像を描くガイドとなってくれる。もちろん、小島氏を起用しているだけあって平穏なイメージが続くわけではなく、独特のユーモアを織り交ぜながら奇妙かつ示唆に富んだ映像体験が展開していく。

なおクレジットではスペシャルサンクスとして小島氏と齊藤氏の名が記載されている

小島氏は今年3月、『DEATH STRANDING』の主人公サムではない、もうひとりのサムと音声収録を行っていると情報発信していた。当時は明確となっていなかったが、もうひとりのサムとは、『Control』のリード・ライターSam Lake氏(『Max Payne』の初代モデルとしても有名)を指していたのだろう。

*小島氏がRemedyスタジオを訪問したことや、小島氏と意見交換した内容について触れるSam Lake氏(The Game Informer Show)

カメオ出演といえば、gamescom 2019で公開された『DEATH STRANDING』の最新映像にて、The Game Awardsやgamescom 2019のホスト役として知られ、小島氏とも交流が深いジェフ・キーリー氏がカメオ出演(モデルのみ)することが明らかとなった(関連記事)。『DEATH STRANDING』では、ほかにも大勢のカメオ出演が予定されているとのことで、もうひとりのサムも登場するのか気になるところである。

『Control』の日本語PS4版は12月12日発売予定。小島氏のカメオ出演含め、Remedy Entertainmentが送る奇妙なアドベンチャーが気になる方は楽しみに待っておこう。

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