『シナプティック・ドライブ』正式発表、Switch/Steamにてクロスプレイ対応でリリースへ。『カスタムロボ』見城こうじ氏手がけるロボ対戦

パブリッシャーYUNUO GAMESは8月28日、『シナプティック・ドライブ』を正式発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/Steam。クロスプレイ対応を目指し、ダウンロードタイトルとして開発されている。

パブリッシャーYUNUO GAMESは8月28日、『SYNAPTIC DRIVE(シナプティック・ドライブ)』を正式発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/Steam。クロスプラットフォームプレイ(クロスプレイ)対応を目指し、ダウンロードタイトルとして開発されている。配信日は現時点で未定。サウザンドゲームズが開発を担当している。

『シナプティック・ドライブ』は、『カスタムロボ』開発者である元ノイズの見城こうじ氏が手がける新作として注目を集めており、このたび募っていたパブリッシャーがつき正式に発表されている。舞台となるのは、今から数百年先の遥か未来。とある惑星では宇宙から集まった様々なファイター達による競技バトルが行われていた。勝利を追い求めて自らの肉体を機械化し改造したファイター達は、その脳内のシナプスを活性化させることで、常軌を逸したスピーディな思考と行動で戦う。これこそが「SYNAPTIC DRIVE™(シナプティック・ドライブ)」の由来なのだ。

本作は、閉じられた空間を戦場に、見下ろし視点で戦う対戦アクションシューティングゲームとなっている。1vs1で向かい合い、直線攻撃となるガン、追尾攻撃のワイヤー、時間差攻撃ができるトラッカーの3種類の武器を使い分けながら相手を追い詰めていく。最大4人までのオンラインを含めたマルチ対戦が可能。見城氏が手がけた『カスタムロボ』のエッセンスを強く感じさせるロボアクションである。

システムとしてはシンプルで、ボディと武器とアリーナを選べばバトルスタート。戦場の種類もさまざまで、一部破壊可能な環境もあるという。キャラクターの見た目や耐久値などを決めるボディだけで10体以上、ガンなどの各種武器は100種類を超えるとのこと。武器やボディを組み合わせて、自分だけのスタイルを確立しよう。

スタッフとしては、見城氏のほかにサウンドプロデューサーに細江慎治氏、キャラクターデザインにタナカケンゴ氏・寺田克也氏・仲井さとし氏らが名を連ねている。昨年公開された時よりも少し垢抜けた印象のあるデザインは、著名クリエイター参加の影響があるかもしれない。

『シナプティック・ドライブ』はNintendo Switch/Steam向けにリリース予定。弊誌では昨年に見城氏のインタビューを掲載している。今作っている仕様と過去の発言は必ずしも同じとは限らないが、氏の哲学を聞いてみたい方はチェックしてみてほしい。今年の東京ゲームショウにも出展されるようなので、その感触を確かめてみるのもいいかもしれない。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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