インディーパブリッシャーRaw Furyは8月28日、『Atomicrops』をEpic Gamesストアにて9月5日より早期アクセス配信開始すると発表した。現時点で、日本語の対応が予定されている。対応プラットフォームはPCで、価格は14.99ドル。やや変則的なセールシステムを設けており、発売日は定価の半額でゲームが入手可能。そこから1週間にかけて値引き率が落ちていくという。シンプルに、発売日買っておくのがお得だと考えればいいだろう。
『Atomicrops』は、ポストアポカリプス世界を舞台とした、農業シミュレーションゲーム。プレイヤーは、祖父から受け継いだ、荒廃した世界に存在する“最後の牧場”を運営しなければならない。唯一の食料源として、作物を地元の人々に与えるのだ。しかし荒れ果てた世界には危険がいっぱい。荒れくれた略奪者やミュータントたちが蠢く世界で、戦闘と農業を両立し生き残るのだ。
典型的な牧場系の作品とは異なり、本作はローグライトなアクションゲームと仕上げられており、水をあげて作物を育てる傍らで、銃を片手に襲撃者から畑を守る。地元民と仲良くしたり結婚することで、防衛を固めるもよし。アップグレードして守りを強めるのも、動物を飼いならし雑用を任せるのもよさそうだ。
開発を手がけるのは、テクニカルアーティストとしてかつてBlizzard Entertainmentに勤めていたDanny Wynne氏、『Nidhogg 2』のアーティストを担当したToby Dixon氏、そしてサウンドデザイナーとして『Nuclear Throne』『Downwell』『Broforce』などのプロジェクトに関わったJoonas Turner氏の3名である。
本作の早期アクセスローンチはEpic Gamesストア独占でおこなわれ、時限独占であるかどうかは判明してない。一方で、コンソール版については2020年中にリリースされるとのこと。Raw FuryはNintendo Switch版のリリースを問われた際にも、最終的に出すだろうと回答している。いずれにせよ、しばらくEpic Gamesストアにて早期アクセス販売が続けられるだろう。なお今回の変則的なセール形態については、Epic Gamesのサポートにより実現したと語られている。
Eventually!
— Raw Fury (@RawFury) August 28, 2019