『Hunt: Showdown』Steam正式リリース。怪物を狩り、人間に狩られるPvPvEのハンティングFPS
Crytekは8月27日、『Hunt: Showdown』をSteam向けに正式リリースした(日本語非対応)。Steamでの販売価格は4499円となっている。海外Xbox One版は後日正式リリースを迎える予定。また海外向けには今秋にPlayStation 4版も発売も計画されている。同作はモンスターの巣窟と化した19世紀末ルイジアナ州の沼地や廃墟化した街を舞台に、バウンティーハンターたちが怪物の賞金首を狙って競い合うPvPvEのマルチプレイFPSだ。
現時点ではStillwater BayouとLawson Deltaという2種類のマップが実装済み。各マップにはさまざまなギミックが仕掛けられており、それらを戦術的に利用することでハントを有利に運ぶことができる。また本作は聴覚情報が非常に重要であり、銃声や足音はもちろんのこと、負傷した馬の鳴き声や、鳥の群れが羽ばたいていく音など、沼地に住まう動物たちも敵・味方の居場所を知らせるヒントとなる。
沼地には体内の巣から虫を放つハイヴや頭部の欠けた大男ミートヘッドといった不気味なモンスターが徘徊しているほか、マップのどこかには巨大スパイダー、ブッチャー、アサシンといったボスが待ち受けている。ハントが始まったら、まずは異世界物質を探知する「ダークサイト」能力を発動することで、マップ各地にあるボスの痕跡の位置を確認。痕跡を調べることでボスの居場所が徐々に絞り込まれていく。ライバルを排除しようと、もしくは手柄を横取りしようと目論む他プレイヤーの存在に注意しながら、ハントを遂行するのだ。
各マッチの参加人数は最大12人。ゲームモードは本作のメインモードとなるBounty Hunt、そして早期アクセス期間中に追加されたQuick Playのふたつ。前者はマップのどこかに潜んでいるボスを討伐し、脱出地点まで戦利品を持ち帰ることを目的としたゲームモードだ。ソロ、デュオ、そして新たに追加されたトリオモードのどれかから選択して遊べる。後者はソロ限定の短期決戦モード。マップにある4つのリフト(Rifts)を閉鎖すると「Wellspringのエネルギー」なるものが手に入るので、カウントダウンが終わるまで他プレイヤーに倒されずに保持し続ければ勝者となる。
作り込まれた銃器の数々も本作の見どころとなっており、装備品は57種におよぶ。さらに33の武器バリエーションや21種の消費アイテムがあり、どれを戦場に持ち込むのか事前に考えてからハントに挑むことになる。ハンターにボーナス効果を付与する特性(Traits)も40種類と豊富に用意されている。
また同作初のDLC「Legends of The Bayou」も1124円で販売されている。レジェンダリーハンター「The Bone Doctor」「Weird Sister」、新武器「Copperhead Nagant(Nagant M1895)」「Blood Oath Knife」、500 Blood Bondsがセットになった追加コンテンツだ。以下はコンテンツ内容を紹介するトレイラーである。