『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』発表。携帯機のクールな『ロックマン』6作品がより遊びやすくなり蘇る


カプコンUSAは8月28日、『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』を海外向けに発表した。対応プラットフォームはPC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch。2020年1月21日の海外発売が予定されている。

『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』は、ゲームボーイアドバンス向けに発売された『ロックマンゼロ』シリーズと、ニンテンドーDS向けに発売された『ロックマンゼクス』シリーズの計6作品を収録したクラシックコレクションである。インティ・クリエイツが手がけ、アクションやデザイン面だけでなく、サウンドやキャラクターでも人気根強い作品群が現行機で蘇る。収録タイトルは以下のとおり:

・『ロックマンゼロ』
・『ロックマンゼロ2』
・『ロックマンゼロ3』
・『ロックマンゼロ4』
・『ロックマンゼクス』
・『ロックマンゼクス アドベント』

本作においては、いくつか復刻にあたり新要素が備えられている。たとえば、オリジナルのピクセルアートと、ハイクオリティフィルターとのグラフィックの切り替えができる。ギャラリーではボスのオリジナルアートが視聴可能。ゲームに収録されたすべての音楽も堪能できる。また『ロックマンゼクス』シリーズはニンテンドーDSの2画面を活用していたが、下画面の扱いはプレイヤーがカスタマイズ可能。右に余白を作り右下に小さく置いたり、上下で揃えたり、左下に置いたり。7種類のデザインを選び、もうひとつの画面を操作することになるだろう。

またシナリオを楽しみたいユーザー向けへの難易度の配慮もなされており、たとえばカジュアルシナリオモード選択時には、穴に落ちてしまった際には死亡するのではなく、そのまま戻されるといった救済措置や敵から受けるダメージの減少などのオプションも。そのほか、新たなセーブ救済機能により、ステージ半ばでもセーブすることが可能。世界観を楽しみたいユーザーでも、クリアまでたどり着くことができそうだ。さらに、2人のプレイヤーがタイムを競う「Zチェイサー」なる新たなゲームモードも導入されるという。

※ 海外向け予約特典は10曲のミュージックトラックDLC。DepartureやEsperantoといった人気曲がリミックスされている

『ロックマン クラシックス コレクション』と『ロックマンX アニバーサリー コレクション』のリリースを経て、ついに蘇る『ロックマンゼロ』シリーズと『ロックマンゼクス』シリーズ。あまり移植などはされておらず、今の環境では遊びづらいシリーズであっただけに、ファンはもちろんのこと、気になっていた未プレイのユーザーにとっても嬉しい復刻になるだろう。

【UPDATE 2019/8/28 12:20】
カプコンは『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』を国内発表した。価格はダウンロード版が税別3627円で、対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/Xbox One/Nintendo Switch。発売日は2020年1月23日。Nintendo SwitchとPS4においてはパッケージ版が用意されている。そのほか詳細については、公式サイトを参照してほしい。