『レッド・デッド・リデンプション2』で鳥になって飛ぶ動画が公開される。暴力から離れ、空の散歩で癒されよう


レッド・デッド・リデンプション2』で鳥になれるModを紹介する動画が公開された。この動画はYouTuberのjedijosh920氏が投稿したもので、鳥になってのんびりと空の散策を楽しむ様子を見ることができる。

『レッド・デッド・リデンプション2』本編は主人公アーサーとして西部開拓時代のアメリカを体験できるゲーム。Modを紹介する24分間の動画では小鳥やワシ、タカになって飛ぶ様子を見ることができる。鳥の視点から『レッド・デッド・リデンプション2』の世界を改めて観察して、オープンワールドを新鮮な気持ちで楽しむことができる動画だ。本編では一部ミッションを除いて、アーサーが遠くの景色を見るためには見晴らしのいい場所に行く必要があったが、この動画のModを使用すれば、鳥になって場所を選ばずいつでも遠景を楽しめる(Modは非公開)。

動画は鳥になった状態で『レッド・デッド・リデンプション2』のマップの各地を散策するだけだが、それだけでも見ごたえのある内容だ。ゲームの美しい景色や天気はもちろん、環境音や鳥の羽音の再現にも改めて気が付かされる。jedijosh920氏は自作のModの動画を他にも公開しているが、彼の技術とゲームの魅力が特にうまく組み合わさったModではないだろうか。

jedijosh920氏の「Playing as Birds in Red Dead Redemption 2」よりキャプチャー

本編ではグリッチを使わないと行けなかったメキシコにも、鳥になって行くことができる。一作目『レッド・デッド・リデンプション』に登場したモニュメントバレー的な地形もそのままで、メキシコの街もちゃんとあり、懐かしさを感じる方もいるのではないだろうか。メキシコのマップは『レッド・デッド・リデンプション2』のゲーム中では使用されないが、地形はほぼそのまま再現されているようだ。

動画には敵ギャングのアジトの上を飛んでいると突然警戒状態になり、鷲が撃たれて死んでしまう場面も。地面にぶつかっても死んでしまうので動物として暮らすのも大変そうだ。空に飽きたら地上へ降りて、歩いて散策もできる。鷲は人間より小さいモデルなので、こちらも普段とは違った視点からゲームの世界を観察できる。

動画で紹介されたModはPlayStation4のゲームのデータを改造して製作したようなので、一般に公開されることはないと思われる。ただ、『レッド・デッド・リデンプション2』の販売元のTake-Two InteractiveのCEO Strauss Zelnick氏はPC版の発売に「不都合な点はない」と積極的な姿勢を見せている(GameSpot)。PC版の『レッド・デッド・リデンプション2』が発売されることも十分に期待できるので、発売された暁にはこうしたModを楽しみにするのもいいかもしれない。