『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』8月分配信開始。『グラディウス』の激ムズ版もこっそり配信


任天堂は8月21日、Nintendo Switch Online加入者向けの特典として提供しているファミコンゲーム集『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』の、2019年8月分の追加タイトルを配信開始した。

今月も2タイトルの追加となっており、まずは『スーパーチャイニーズ』。カルチャーブレーン(現カルチャーブレーンエクセル)が手がけ、1986年に発売されたアクションゲームだ。チャイニーズランドの王女ミンミン姫が妖魔軍団にさらわれ、また宝も奪われてしまったため、カンフーの達人であるジャッキーとリーが奪還に向かう。各4ステージがある8つの魔館を舞台に、パンチやキックを駆使して規定数の敵を倒し次のステージへと進んでいく。ステージの岩などを砕くと、さまざまな効果のアイテムを入手可能。2人協力プレイにも対応している。

2本目は、1990年にテクノスジャパンから発売された『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』。熱血高校や花園高校など4校での運動会をおこなう作品だ。競技は、町のさまざまな場所を駆けていく「夢見町クロスカントリー」、部屋から部屋へと走っていく屋内レース「障害部屋競争」、棒をよじ登り頂上の玉を割る「棒の上の玉割り競争」、そして特設リングでのバトル「勝ち抜き格闘大会」。くにおくんシリーズらしく、相手を妨害したり拾った武器を使ったりと何でもあり。キャラクターによって能力が異なるため、誰を使うのかもポイントとなる。ちなみに、海外では本作の代わりに『Vice: Project Doom(GUN-DEC)』が配信されている。

任天堂からの予告なしに“こっそり”配信される恒例の「SPバージョン」のゲームは、今月は『グラディウス』の「激ムズ2周目バージョン」である。タイトルにあるとおり、全7ステージをクリアした後の2周目のステージ1からゲームが開始する。一定確率で倒した敵が弾を撃ち返してくるなど難易度が上がっており、さらなる高難易度を求めて周回プレイを続けることも可能だ。

ちなみに、『グラディウス』のSPバージョンが配信されるのはこれで2度目。前回は、最強装備の状態でステージ5からスタートする「ステージ5最強バージョン」だった。通常版も昨年9月に配信されている。