人気宇宙開発シム続編『Kerbal Space Program 2』発表、日本語対応で2020年発売へ。コロニーを発展させ、カーバル星系外へ飛び出せ


パブリッシャーのPrivate Divisionは8月20日、『Kerbal Space Program 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox Oneで、2020年発売予定。Steamのストアページによると日本語表示に対応するようだ。本作は、Star Theoryが手がける宇宙開発シミュレーションゲーム『Kerbal Space Program』の続編である。

『Kerbal Space Program 2』は、高い評価を獲得し大ヒットした前作をベースにしながら、ゲームデザインをいちから作り直しているという。まだ詳しいゲーム内容は明かされていないものの、まず新要素としてはコロニーが挙げられる。コロニーでは資源の収集をおこない、建造物や宇宙ステーション、居住地、特別な燃料などを生み出すのだ。そして、最終的には宇宙船の建造ができるレベルにまで発展し、より遠い宇宙空間へと進出可能に。本作ではカーバル星系内だけでなく、さらに遠い宇宙をも探索できるようになる。

シリーズならではの独創的なクリエイション要素においては、次世代のエンジンやパーツ、燃料などの新たなテクノロジーが登場し、これにより解決すべき新たなチャレンジももたらされるという。そして、恒星間航行のテクノロジーを開発することで、新たな惑星への航路が開かれる。例として灼熱の鉄惑星「シャール」や、容赦ない重力と環を持つスーパーアース「オヴィン」、死と隣り合わせの双子星「レスク&ラスク」が挙げられており、ほかにもさまざまな惑星が登場するとのこと。

『Kerbal Space Program 2』では、前作にもあったModのサポートを前提として開発を進めているそうだ。また、ファンからの要望が多かったマルチプレイにも対応し、ほかのプレイヤーと一緒に宇宙開発を楽しめるという。そのほか、アニメーション付きチュートリアルや、見やすくなったUI、刷新された組立て・操縦の説明を収録するとのこと。本作からプレイする新米宇宙飛行士にとってありがたい要素だと言えるだろう。こうした新たな機能などの詳細は後日発表するとのことだ。