サイバーパンク斬撃ACT『Ghostrunner』発表。管理された世界をパルクールで駆け抜ける

インディーパブリッシャーAll in! Gamesは8月19日、『Ghostrunner』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)/PS4/Xbox One。『Ghostrunner』は、サイバーパンク世界を舞台としたアクションゲームだ。

インディーパブリッシャーAll in! Gamesは8月19日、『Ghostrunner』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)/PS4/Xbox One。Steamでは2020年8月6日発売と表示されているが、その他の場では発売日は告知されていない。

『Ghostrunner』は、サイバーパンク世界を舞台としたアクションゲームだ。舞台となるのは、荒廃した近未来。世界的な天変地異により、人の住める街は数年前に変死した謎の人物The Architectが建てた塔のみとなってしまった。世界を統治するKeymasterは権力を振りかざしており、人間の価値や生活は埋め込まれたインプラントによる決まってしまう世界に。幼少時代に埋め込まれたインプラントによって、どこに属し誰と交わるべきなのかが決められてしまう息苦しい生き方が強いられる。

プレイヤーはそんな世界に反抗するサイバーウォーリアー。現実世界とサイバー世界の両方で戦える唯一の人物。人々が住まう管理されきった塔をのぼり、暴力をもって敵を屈服させろ。塔の秘密を知り自らの出生の謎を知ることで強くなり、Keymasterに挑戦する。素早く塔を登り続け、塔の腐敗を解き明かすのだ。

本作は一人称視点で展開されるアクションゲームで、銃や斬撃でのワンショットキル、バレットタイムなどを用いてスピーディに敵を片付ける。ハイテンポな戦闘とアドレナリンが感じられるゲームプレイになるそうだ。映像では壁を走るシーンやグラップリングフックで移動する場面、障害物をくぐるシーンがあり、どうやらパルクールアクションゲームとなるようだ。ポストアポカリプスと厳しいサイバーパンク世界もひとつの特徴になるとのこと。いずれにせよ、ネオン光る世界で敵を斬りまくるゲームプレイは気持ちよさそうだ。

パブリッシャーAll in! Gamesは、『バイオハザード2』非公式リメイクチームがつくる『Daymare: 1998』を筆頭に意欲作の支援をおこなっている、タイトル獲得に活発なパブリッシャーだ。開発を手掛けるOne More Levelはポーランドのクラクフに拠点を構え、『God’s Trigger』といった作品をリリースし高評価を獲得した。実力派スタジオと新進気鋭パブリッシャーは、誰もが夢見たであろうサイバーパンクxパルクールをどのように仕上げるのだろうか。続報が待たれるところだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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