『ポケットモンスター ソード・シールド』の対戦はレートではなくランクバトルが導入される。シーズン後にはランクが一定ダウン


株式会社ポケモンは8月16日、『ポケットモンスター ソード・シールド』の新情報を公開した。ポケモンの新わざや特性が紹介されており、その中で同作に「ランクバトル」が導入されることが明かされている。

『ポケットモンスター』シリーズの対戦といえば、レート形式のバトルが採用されてきた。しかし今作においては、ランクバトルが導入される。『ポケットモンスター ソード・シールド』のバトルスタジアムにて、インターネット通信を通じてバトルを楽しめる。なお、バトルスタジアムの利用にはNintendo Switch Onlineの加入が必要となる。ポケモン グローバルリンクへの加入は不要。

ランクバトルおいては、最強のポケモントレーナーを目指して、自分のバトルチームで世界中のポケモントレーナーと腕を競い合う。ランクバトルでは、トレーナーの強さを示すランクが存在し、対戦の結果に応じてランクが変動していくという。対戦はランクの近いトレーナーと行われる形式だ。対戦をこなすことで、対戦結果に応じたポイントが入る。一定のポイントをためることで、ランクが上昇。連続で対戦をこなすことでどうぐがもらえるといったリワードも。なお、今作で導入されるダイマックス要素も対戦シーンでも登場する。

このランクは11に分かれており、ランクにあわせて5階級に属する。下から順に「ビギナー級」「モンスターボール級」「スーパーボール級」「ハイパーボール級」「マスターボール級」となっていく。なおこれらのランキング戦の様子はNintendo Switch外からも確認可能。スマートフォン版『Pokémon HOME』では、他のプレイヤーも含めた大会全体の順位や、使われているポケモンのランキングを確認することができる。なお、ランクバトルではシーズン終了毎に、一定のランクダウンを経て、新たなシーズンを迎える。長い間高ランクを維持するには、戦い続ける必要があるだろう。ちなみに対戦ルールはシングルバトルとダブルバトルの2種類が用意される。

ランクバトルはいわゆるガチバトルとなるが、気軽にネット対戦をしたいユーザー向けにカジュアルバトルも用意されているようだ。カジュアルバトルでは、勝ち負けにこだわらずポケモンバトルを楽しむことができる。ランクバトルでは使用できない、一部の伝説のポケモンや幻のポケモンたちを使用した対戦ができることも特徴。カジュアルバトルでも、対戦ルールはシングルとダブルの2種類。

また、『ポケットモンスター サン・ムーン』で導入されていたインターネット大会とレンタルチームが引き続き登場する。インターネット対戦を盛り上げる要素として、インターネット大会が存在する。インターネット大会では、公式大会や仲間大会にエントリーして、対戦を楽しむ。公式大会はさまざまなルールで順位を競う特別な大会となり、大会の中には、上位に入ることで『ポケットモンスター ソード・シールド』の世界大会出場へ繋がるものまで。仲間大会では、他のプレイヤーが開催している大会に参加できるのはもちろんのこと、自分自身が主催者となって大会を開催することが可能だ。大会ルールについては主催者側が設定する。

そしてQRレンタルチームに続き、今作にもレンタルチームが登場する。レンタルチームは、インターネット上で公開されているID を入力することで、簡単にバトルチームを借りることができる機能。レンタルしたバトルチームは、さまざまなバトルで使用することができる。また、自分の育てたバトルチームを公開し、世界中のポケモントレーナーに使ってもらうこともできる仕組み。同時に最大5チームをレンタルできるほか、レンタルしたチームにてランクバトルに挑戦することが可能だ。

本格的バトルとカジュアルな対戦の両方を導入する『ポケットモンスター ソード・シールド』は、Nintendo Switch向けに11月15日発売予定だ。

 

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