『Anthem』のリード・プロデューサーBen Irving氏がBioWareを退社。同作の戦闘やゲームプレイの責任者として知られる人物

Anthem』のリード・プロデューサーとして知られるBen Irving氏が、BioWareを退社した。Irving氏はツイッター上に退社の知らせを掲載しており、別のゲーム会社に転職することを明かしている。「何年も前に初代『バルダーズ・ゲート』をプレイして以来、BioWareは私にとって夢の職場でした。素晴らしい作品、素晴らしい仲間と働く機会を与えてくれた方々へのご恩は一生忘れません。また『Anthem』には明るい未来が待っていると思います。優秀なチームが開発を続けており、今後の進捗を外部者として追うこと(そしてプレイすること)を楽しみにしています」。

Irving氏はビジネス用のソフトウェアを提供するMYOB社のリリースマネージャー、オンラインファッションストアのゼネラルマネージャー、クーポン・プロモーションコードなどのオファーをまとめるOffers.comのプロダクトマネージャーなど、IT/Web業界でキャリアをスタートしたのち、ゲーム業界に移行。2011年、BioWareに入社した。

BioWareでは、『Star Wars: The Old Republic』のリリース・マネージャー、同作拡張パックの開発マネージャーおよびリード開発マネージャーとして順調に経験を積み、2015年から2017年にかけては『Star Wars: The Old Republic』フランチャイズのリード・プロデューサーを務めた。2017年4月以降は『Anthem』プロジェクトに参加。リード・プロデューサーとして同作の戦闘・生物・ゲームプレイ・成長システム・UIを管轄してきた。こうした経歴から、一貫してプロジェクトマネジメント業を続けてきた人物であることがわかる(LinkedIn)。なお『Anthem』のローンチまでプロジェクト全体を率いてきたエグゼクティブ・プロデューサーのMark Darrah氏や、もうひとりのリード・プロデューサーMike Gamble氏はすでに『Anthem』チームから離脱済みである。

Irving氏は開発チームの顔としてインタビューやプレス対応に応じる機会も多く、開発者ライブストリームにも出演してきたことから、その顔を知るプレイヤーも少なくないだろう。redditでもユーザーの投稿に度々回答しており、ストロングホールドの責任者でもあることから、同コンテンツにおけるプレイヤー体験のひどさについて謝罪したこともある(reddit)。EA PLAY 2019では『Anthem』のパネルセッションこそ設けられなかったものの、ホスト役のGreg Miller氏と2分間のインタビューを実施。最新アップデートとなる天変地異の宣伝をおこなった。なおライブ放送時にはインタビュー終盤、Irving氏が突然インタビュアーのMiller氏に抱きつき「ハグが必要だったんだ」とつぶやく印象的なシーンがあったのだが、動画版では編集されている。

Irving氏の新たな活躍の場は、ゲーム会社であること以外は明かされていない。なお『Anthem』に関しては、8月上旬に新規コンテンツ「天変地異」が本格配信。ひとまずの区切りを迎えた。同作では今年4月にルートシステムのシニア・システムデザイナーや、アイテム作成&バランス調整、ゲーム内ストア管理、報酬制度・戦闘バランスのシステムデザイナーを募集していることが判明。少なくとも開発は継続されているということで、今後の展開に期待したい。

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