レースゲーム『Need For Speed Heat』発表、11月8日発売へ。昼は認可レースイベント、夜は警察の目をかいくぐり違法レースに参加


Electronic Artsは8月14日、レースゲーム『Need For Speed Heat』を発表した。プラットフォームはPC(Origin)/PlayStation 4/Xbox Oneで、11月8日発売予定。各プラットフォームのストアでは、すでに予約受付を開始している。

『Need For Speed Heat』は、前作『Need for Speed Payback』から2年ぶりとなるシリーズ最新作で、開発は近年の作品を手がけてきたEA傘下のGhost Gamesが担当する。本作では、パームシティと呼ばれるオープンワールドの街を舞台にレースを繰り広げる。この街の昼間には「Speedhunters Showdown」という認可されたレースイベントが開催されており、プレイヤーはここでレースやドリフト、オフロードなどのイベントに参加することで、自らのマシンのカスタマイズおよびアップグレードをするための資金(BANK)を獲得することができる。一方、レースは夜間にもおこなわれる。ただし、こちらは終わりのない違法な公道レースだ。リスクと引き換えに激しい夜のレースを勝ち抜き、さらに大きなレースへと参加することで評判(REP)が高まり、より良いカスタマイズパーツを入手可能だという。

今回公開されたトレイラーで見られるように、本作では警察のパトカーとのカーチェイスも大きな要素のひとつとなるようだ。警官は違法レースに対して目を光らせており、中には悪徳警官も存在するとのこと。映像ではそのほか、実在メーカーの車の数々や、さまざまなパーツでカスタマイズする様子、警官に捕まっている場面などが確認できる。また濡れた路面が各所で印象的に映し出されており、雨の表現が収録されることも予感させる。

開発元Ghost Gamesは、本作ではプレイヤーの個性を発揮できるよう、プレイヤーキャラクターやマシンのパフォーマンス、ドライビングスタイルには、これまで以上の選択肢を用意するとコメント。また、収録車種やカスタマイズ要素、チャレンジなどあらゆる面でボリュームアップさせているそうだ。

本作の通常版には、予約特典として「K.S Edition Mitsubishi Lancer Evolution X」がスターターカーとして収録。そしてDeluxe Editionには上記に加え、ゲームを進めるとアンロックされる「K.S Edition BMW i8 Coupe」「K.S Edition Mercedes C63 AMG Coupe」「K.S Edition Chevrolet Corvette Grand Sport」や、キャラクターカスタマイズで利用できる限定キャラクターアウトフィット4着、REPとBANKの報酬が5パーセント上昇するブーストが提供される。

なお日本時間8月20日午前4時には、ドイツで開催されるgamescom 2019に合わせ、本作のさらなるトレイラーを公開する予定となっている。本作の詳しいゲーム内容も、このタイミングで公開されるだろう。