『Apex Legends』ソロモードが解禁された途端にチーミング報告が大量に寄せられる。Twitterではトレンド入り

Electronic Arts/Respawn Entertainmentは8月14日、『Apex Legends』最新アップデートを配信し「アイアンクラウン コレクションイベント」を開催した。ソロモードが期間限定で解禁される同アップデートでは、3人小隊ではなく個人での60人バトルロイヤルが楽しめる。新たな遊び方が解禁されコミュニティは大いに賑わっているが、マネタイズやマナーといった面で問題があがっている。

特に日本を中心としたアジアで不満としてあげられているのが、チーミング行為だ。チーミングとは、最終的に1人もしくは1チームが生き残ることを目指すバトルロイヤルゲームにおいて、本来敵であるはずの他プレイヤーと連携を取り、数的有利を維持しながら試合を進行し続けるという違反行為。バトルロイヤルゲームは、自分(達)以外全て敵という不安定な状況下でどういった戦略を構築し生き残るかというゲームコンセプトのもと成り立っており、「複数人対個人」という有利な状況を常に構築できるチーミングは、そのゲームに込められた理念を破壊してしまう悪質な行為として取り締まられている。

すでに国内Twitter内ではチーミング報告が大量に寄せられている。もともと3人1チームでのゲームだということで、連携慣れしているプレイヤーも多い。これまでのスキルはそのままソロでのチーミングに活かせることだろう。ようやく導入された個人でのゲームプレイ体験が、モラルのないユーザーの不正により迫害されていく。ゲームコンセプトの根底を脅かす行為である。

チーミングの概念は『Apex Legends』に限定したものではないながらも、チーミングの単語は国内Twitterにて一時トレンド入りするほどで、その被害の大きさが伺える。なぜ欧米ではなくアジア圏なのかというと、時差の関係でアジアが現在日中であることも影響しているのではないだろうか。欧米圏ではイベント専用Apexパックが高額に設定されていることに批判が集中しているが、現地の朝となる日本時間の夕方から同じようなチーミング批判が寄せられていくと思われる。

前述したように、チーミングはバトルロイヤルゲーム全般的に提起されている課題。『フォートナイト』でも散々議論されている。同作においては、2019年4月よりリアルタイムのチーミング検知システムがトーナメントやアリーナゲームなどの競技プレイに導入。いずれ全モードで導入する予定であるといい、通報だけでなくシステムとしてもチーミングを抑制する試みをしている。

『Apex Legends』の期間限定によるソロモードの導入は、Respawnが散々強調しているようにある種の実験である。課題の炙り出しという目的もあるだろう。3人1チームでは難易度が高かったチーミングがソロになり増加するのは自然な流れ。これを受けて、EAおよびRespawnはソロモードを定常モードとして導入するのか。もし導入した場合はチーミングなどをどのように対策をするのか。27日まで続く2週間イベント「アイアンクラウン コレクションイベント」期間中、運営チームはとにかく忙しい時間を過ごすことだろう。

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