『マインクラフト』プレイ中に事故でゲーム内の猫を失ったYouTuber、(ほぼ)泣く。悲しむ姿に多くの共感が寄せられる 


『マインクラフト』のゲーム中で猫を事故で無くしたYouTuberが泣く(泣きそうになる?)様子がTwitterで話題となっている。YouTuberのFrey氏が地下を探索中、彼女を追いかけてきたペットの猫がマグマに落ちてしまうという事故があり、その反応が注目を集めている。この様子はGameRantなどが報じた。

YouTuberのFreyz Playz(TwitterアカウントはFreyz)氏は8月8日の配信中、地下を探検しており、猫のBwahhも彼女の後についてきていた。Frey氏は「マグマの音が聞こえる……。」と話し、地面の下にマグマが流れていることに気が付く。レッドストーンをツルハシで掘ってみるとやはりすぐ下にマグマがあった。そこまでは良かったのだが、何を考えたのか猫のBwahhはFrey氏の横を素通りし、そのままマグマに落ちて死んでしまった。マグマの中にBwahhが消えると、Frey氏は取り乱した様子で「オーマイゴット」と何度も叫び、「動揺していて、泣きそう。」「(実際に泣いてはいないが)泣いているような気持ち。」と語った。

『マインクラフト』のペットは、プレイヤーに懐くとワープして後をついてくる。ペットの安全のため拠点で待機させたいときは、お座りをさせておく必要がある。とはいえペットが突然マグマに落ちるのは想定外だったのだろう。Twitterに投稿された動画は30万回以上再生され、300件以上のリプライがついている。なお動画の投稿には「逝ってしまったけれど、忘れないよ」というFrey氏のコメントも添えられている。YouTuberグループSidemanのEthan Payne氏は「本物の涙だ。」とコメント、多くのユーザーは猫のBwahhを追悼するため泣き顔の絵文字やGIFを送り、Frey氏に同情するメッセージを送っている。

同時にこの動画は動物虐待だという冗談を言っているユーザーもおり、とあるユーザーは「こんなことができるはずがない。この女は猫を生きたまま燃やした。胸糞悪い。」とコメントした。また、動物愛護団体のPETAにメンションして悪ふざけをするユーザーもいる。このふざけ半分のコメントは、先日動物虐待について糾弾されたYouTuberのAlinity氏に関連したものだろう。

人気女性実況者のAlinity氏が先日、『Apex Legends』をプレイ中に飼っている猫を放り投げたりして動物虐待疑惑として数週間前に批判されていた(関連記事)。そうした様子を見たPETAはAlinity氏のTwitchアカウントを削除するようTwitchに要請。Alinity氏はゲームの配信中に猫を放り投げ、犬を蹴るなどする動画を投稿したことで、日常的にペットを虐待している疑いをもたれているからだ。Alinity氏はこの件で厳しく批判され、大きく話題となったので記憶に新しい人も多いのかもしれない。女性ゲーム実況と動物の組み合わせはある意味ホットになっており、そうした背景もあり今回の猫の事故には注目が集まっているのだろう。

もちろんFrey氏の今回の事件は、実際のペットではなく、意図したものでもないので動物虐待には当たらない。ゲーム内でもペットが死んでしまうのは悲しい出来事だが、直近で動物虐待(疑惑)のニュースがあったため、YouTuberのFrey氏が猫を大切に思っていたということに嬉しく思った人が多かったのかもしれない。翌日8月9日の配信では新しい猫をBwahh2.0として飼い始めたようだ。Frey氏はTwitterでワープしてついてこないと話しており、うっかり死んでしまう心配はなさそうだ。