「PCエンジン mini」収録ゲームが8本追加され全58タイトルに。『ドラゴンスピリット』『ワルキューレの伝説』など

 

コナミは8月8日、「PCエンジン mini」の収録タイトルに8本のゲームを追加すると発表した。また、全58タイトルとなったゲームラインナップを紹介するトレイラーを公開している。

PCエンジン miniには、日本で発売されたPCエンジンタイトル(日本語版)と、海外版PCエンジンであるTurboGrafx-16向けタイトル(英語版)を収録。『PC原人』や『スーパースターソルジャー』『SNATCHER』『ときめきメモリアル』などがこれまでに発表されていた。そして、今回追加されたのは以下の8タイトルである。いずれも日本語版だ。

・天外魔境II 卍MARU
・ギャラガ’88
・ドラゴンスピリット
・源平討魔伝
・スプラッターハウス
・ワルキューレの伝説
・精霊戦士スプリガン
・スプリガン mark2

PCエンジン miniは、1987年にNECホームエレクトロニクスから発売された家庭用ゲーム機「PCエンジン」本体を、デザインそのままにひと回りコンパクトにし、内蔵されたゲームをプレイできるミニコンソールだ。同梱される専用コントローラーはオリジナルと同じサイズとなる。テレビにはHDMIで接続し、ブラウン管テレビの走査線を再現するなど複数のディスプレイモードを搭載。ゲームプレイ中にいつでもセーブできる「カンタンセーブ機能」も用意される。

PCエンジン miniは、2020年3月19日発売予定で、Amazonにて販売される。すでに予約受付が開始しており、価格は1万500円(税抜)。今回コナミは、PCエンジン miniの最新情報を届ける公式Twitterアカウント「@PCEngine_Mini」も開設しているため、興味のある方はフォローしておこう。

なお、Amazonでは北米向けの「TurboGrafx-16 mini」と欧州向けの「Core Grafx mini」を輸入販売する予定で、こちらも予約受付中。これらの海外版の収録タイトルはどちらも同じで、今回の追加により全57タイトルとなる。PCエンジン miniとは一部収録タイトルが異なり、『ときめきメモリアル』『天外魔境II 卍MARU』は収録されず、代わりに『沙羅曼蛇』(日本語版)を収録。また、『スプラッターハウス』は海外版である『Splatterhouse』に差し替えられる。さらに、専用コントローラーには連射機能がついているのも海外版の特徴だ。

画像左がTurboGrafx-16 mini、画像右がCore Grafx mini