『ポケットモンスター ソード・シールド』には「ガラルのすがた」が存在。新悪役エール団にライバルたちなど一挙公開

 

株式会社ポケモンは8月7日、『ポケットモンスター ソード・シールド』の最新情報が公開した。「ガラルのすがた」や悪役となるエール団、ライバルのビートやマリィなど主要情報が公開されている。

本作には、『ポケットモンスター サン・ムーン』より登場したリージョンフォームの要素が引き継がれる。地方独自の環境に適応したことで、ほかの地域とは異なる姿となった、いわゆる亜種だ。本作の舞台ガラル地方にちなんだ「ガラルのすがた」と呼ばれるリージョンフォームのポケモンが暮らしている。たとえばガラルのすがたをしたジグザグマのタイプはあく・ノーマルに変化。マッスグマになったのち、タチフサグマに進化。マタドガスに関しては、謎の煙突を生やし、タイプはどく・フェアリーとなる。

新ポケモンとしては、フォルムチェンジに対応するモルペコが登場する。タイプはでんき・あく。まんぷくもようとはらぺこもようでフォルムが変化。フォルムが変化する特性「はらぺこスイッチ」。この特性によって、モルペコは1ターンごとにその姿が変化する。フォルムによってタイプが変わる得意技のオーラぐるまは、まんぷくもようの時にはでんきタイプの技に、はらぺこもようの時にはあくタイプの技になるという。

本作の主人公の前に立ちはだかるのは、天然パーマが特徴の少年ビート。ポケモンバトルに対する高いプライドと、それを裏付ける実力を持っているという。ガラルポケモンリーグの委員長であるローズから推薦状をもらい、ジムチャレンジに参加。チャンピオンを目指す一方で、何かを企んでいるようだ。ライバルにはもうひとりマリィという少女が存在する。ある目的を成し遂げるために、前出した相棒のポケモンのモルペコとともに旅をしているようだ。

また悪役組織として登場するのはエール団。前出のマリィをチャンピオンにするために活動しているという。ほかのチャレンジャーに対して、ホテルを占拠したり、交通手段を奪ったり、バトル中にヤジを飛ばしたりするなどの妨害行為をする。マリィはさながら姫で、エール団はその取り巻きといったところだろうか。エールというだけあって応援がうまそうだ。

左からビートのマリィ、そしてエール団

また本作にはポケジョブなる新要素が存在する。企業や大学が募るポケモンのお手伝いだ。端的にいえば、他作品の“遠征”のようなものだろう。自分のボックスにいるポケモンたちを依頼先へ送り出す。送り出したポケモンたちは、お手伝いをこなし、成長して帰ってくる。ポケジョブの内容はさまざまで、中には特定のタイプのポケモンに向いている仕事もあるとのこと。

また、たくさんお手伝いをしたり、1回にたくさんのポケモンを送り出したりするほど、いいことがあるという。時には、珍しい道具がもらえるようだ。ポケジョブの依頼はガラル地方のポケモンセンターに置かれているロトミから受けることが可能。ロトミは多彩な機能を持ち合わせており、「ポケジョブ」の他にも、ポケモンボックスの利用や、 ID くじを行うことができるようだ。

ライバルなどが紹介され、いよいよ全貌が明らかになってきた『ポケットモンスター ソード・シールド』は11月15日にNintendo Switch向けに発売予定。リリース日の2週間前となる11月1日には、Nintendo Switch Lite ザシアン・ザマゼンタも発売される。