『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』Ver 2.0が発表。『閃乱カグラ』など新規タイトルからの追加キャラに加え、システムの変更やバランス調整も

アークシステムワークスは8月5日、EVO 2019の会場にて『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』の新規アップデートであるVer2.0の内容と予定日を発表した

アークシステムワークスは8月5日、EVO 2019の会場にて『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』の新規アップデートであるVer2.0の内容と予定日を発表した。新規参戦タイトルからも含めた9体の新規キャラに加え、システム面での変更や既存キャラへのバランス調整も含めた大型アップデートとなっており、11月21日に配信予定。

トレーラーにて判明した新規タイトルは『閃乱カグラ』『アカツキ電光戦記』の2タイトル。既存の参戦タイトルである『BLAZBLUE』『Under Night In-Birth』『P4U』『RWBY』『アルカナハート』に加えて、計7タイトルのキャラクターが入り乱れることになる。

『閃乱カグラ』から参戦するのは雪泉(ゆみ)。扇子と氷を操って戦うキャラクターであり、トレーラーでは地上技をノーゲージでキャンセルして相手にホーミングするような挙動を見せている。雪泉が繰り出す「飛翔乱舞」はオリジナルのシステムで、『アルカナハート』キャラのホーミングとはまた違ったシステムのようだ。『アカツキ電光戦記』からはアカツキと電光戦車の2体が参戦。アカツキは同タイトルの主人公で、飛び道具、昇竜、突進と揃った接近戦よりのスタンダードキャラ。トレーラーでは同タイトルの特徴的なシステムである当身技「攻性防禦」で飛び道具を受け止める姿などが披露されている。電光戦車は画面の約半分を覆うほどの巨体を持つキャラクターで、高い性能のスーパーアーマーや飛び道具で戦うキャラとなっている。現在『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』にて最高体力である20000のキャラはテイガーとワレンシュタインのみとなっているが、電光戦車もこの二人の仲間入りすることは間違いないだろう。

さらに、これら新規タイトルキャラに加えて『RWBY』からはニオ・ポリタンの参戦が発表されている。傘を使って戦い、実体を持つ幻影を作り出す能力を持つキャラクターで、トレーラーでは幻影を利用した当身のような技を披露している。また、『RWBY』原作では喋ることがなくセリフらしきセリフが一度もないということを再現してか、トレーラー内でもボイスが一切なしとなっている(声優自体は存在する)。

今回トレーラーにて発表された追加キャラは上記の4体となっているが、Ver2.0では計9体のキャラ追加が予定されており、残り5体のキャラは近日発表予定。既存タイトルからの追加キャラが濃厚となっている。また、Ver2.0ということでシステムにも大幅に手が加えられているようだ。トレーラーのバトル画面のUIは一新されており、既存キャラの新規モーションや、クロスゲージを全消費してパートナーと交代しつつ追撃ができる新システムなども確認できる。

Ver2.0リリースに合わせて、新パッケージである「Special Edition」も発表されている。こちらはゲーム本編に加えてVer2.0までの追加キャラ・コンテンツがすべて収録されたパッケージとなっており、追加キャラ等をDLCで買い揃える必要がなく、Ver2.0から『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』を始める人向けのパッケージだ。価格は6800円で、PS4とSwitchにて、Ver2.0と同じく11月21日から販売開始となる。もちろん、すでに本タイトルを購入済のプレイヤー向けにはVer2.0の追加要素だけの「Ver2.0コンテンツパック」も用意される予定だ。

同時期に発表され、来年1月に幕張メッセにて開催予定の「EVO Japan」のメインタイトルにも採用された『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』。『閃乱カグラ』『アカツキ電光戦記』『RWBY』などのタイトルのファンも、大型アップデートを機に手にとってみてはいかがだろうか。

Mizuki Kashiwagi
Mizuki Kashiwagi

PCとPS4をメインで遊んでいます。自分で遊んでも、観戦していても面白いような対戦ゲームが好きで、最近は格闘ゲームとMOBAをよく遊んでいます。

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