ベルギーのインディースタジオGlowfish Interactiveは8月1日、『Trifox』を発表した。対応プラットフォームはPCおよびコンソールで、2020年のリリースを予定している。
『Trifox』は、キツネを主人公としたメックアクションゲームだ。緑生い茂る南国風の遺跡を舞台に、武装したキツネが暴れまわる。どうやら、侵略された故郷を奪還し平和をもたらすために戦っているという。タイトルにもあるTrifox、つまり3種のキツネが主役だ。投擲や設置武器などガジェットを用いて賢く立ち回るThe Engineer。近接武器でとにかく殴りまくる脳筋系The Warrior。魔法を使って特殊な攻撃を可能にするThe Mage。状況に合わせてキツネを選択し、戦うのだ。
環境は破壊可能で、フィールドのギミックを用いて戦うといった頭脳プレーも求められる。探索面においては、トロッコに搭乗するなど冒険感を演出するようなものも。敵を殲滅しながら冒険し、多くのクエストを完遂する。
『Trifox』は、ユニークながらも、どこか懐かしいカラフルなアートスタイルが特徴。実は本作はGlowfish Interactiveのスタッフの「クラッシュ・バンディクーをツインスティックシューターにしてみるのはどうか」という案がベースになっているという。その案を発展させて、アクションRPGへと昇華させた。90年~2000年台の雰囲気を持ちながら、遊びやすくやりこめる。そんな作品を目指して作られているそうだ。確かに、どことなく『クラッシュ・バンディクー』のような雰囲気が感じられるだろう。
Procedural level design tools are fun once everything is up and running ?? #gamedev #madewithunity #procedural #leveldesign #indiegame #indiedev #Unity3D #gameplay #tooldev pic.twitter.com/wxyKJezKaa
— Brecht Lecluyse (@brechtos) June 14, 2019
Glowfish Interactiveは、若いスタッフにより構成されている新興スタジオ。同じくベルギーに拠点を置くCronos Interactiveと共に開発を進めている。いわゆるかわいらしい系のキツネゲーではないが、武装し敵を征伐するアグレッシブなキツネたちの戦いを楽しむのも、たまにはいいだろう。