ファンタジー協力アクション『トライン4』PS4/Switch版の国内発売が正式発表。発売時期は今秋

パブリッシャー3gooは7月29日、『トライン4:ザ・ナイトメア プリンス』のPlayStation 4/Nintendo Switch版を国内発売すると正式発表した。発売時期は今秋。

パブリッシャー3gooは7月29日、『トライン4:ザ・ナイトメア プリンス(以下、トライン4)』のPlayStation 4/Nintendo Switch版を国内発売すると正式発表した。発売時期は今秋。海外パブリッシャーModus Gamesと開発元Frozenbyteが共に日本語対応および発売することを示唆してきたが、国内向け販売には3gooが携わるようだ。

価格はダウンロード版が税込2640円で、パッケージ版が税別3400円。パッケージ版には、PCで楽しめる3つのデジタルアイテム(アートブック、オリジナルサウンドトラック、ワールドマップ)のダウンロードコードのほか、初回購入特典として追加コンテンツが用意される

『トライン4』は、横スクロールで展開されるファンタジーアクションゲーム。3人の英雄が、剣と魔法を用いて謎を解いていく。美麗なファンタジー世界観や、物理演算によるパズルなどが好評を博したシリーズである。『トライン4』の主人公となるのは、魔道士アマデウス・騎士ポンティアス・女盗賊ゾーヤの3人だ。セリウス王子を救出して魔法学校アストラルアカデミーに連れ帰るという任務を受け、冒険へと出かけるセリウス王子は激しい悪夢に囚われており、彼の魔力の高さゆえに、その悪夢の影響は現実世界にまで及んでいるという。世界中が悪夢の闇に飲み込まれてしまう前に、王子を助け出さなくてはならない。

『トライン』シリーズは美しいビジュアルと謎解きが特徴の横スクロール型アクションとして展開されてきたが、第三作目で奥行きを取り入れた3Dスタイルへと転向。シリーズの新たなポテンシャルを示す一方、スケールが大きすぎたのか過去作よりもボリュームに欠けており不評も多く、シリーズにおけるつまずきとなってしまった。それからFrozenbyteはしばらくシリーズと距離をとりつつも、今回『トライン4』の開発に取り組んだ。第四作目はシリーズの伝統を守り、奥行きを廃した横スクロールスタイルとなっている。

本作はキャラクターを切り替えて遊ぶことができるほか、オンラインでの協力プレイにも対応。友人と共に頭をひねらせて進んでいくのは非常に盛り上がる。国内版が出た際には、ひとりでみんなで『トライン4』を楽しんでみてはいかがだろうか。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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