ドット絵アクション『Sparklite』Nintendo Switch/PS4/Xbox One版は日本でも発売予定。「ゼルダ」ライクなスチームパンク

インディースタジオRed Blue Gamesは弊誌に対し、現在開発中の『Sparklite』を国内向けに発売することを明らかにした。『Sparklite』は『ゼルダの伝説』の影響を受けるスチームパンクなアクションアドベンチャーゲームだ。

インディースタジオRed Blue Gamesは弊誌に対し、現在開発中の『Sparklite』を国内コンソール向けに発売することを明らかにした。『Sparklite』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox Oneでの発売を予定しており、Steamストアにおいては日本語対応の表記が確認されていた。Red Blue Gamesは弊誌に対し、日本語に対応すること、そして国内コンソール向けに発売予定があることを認めている。

『Sparklite』は、『ゼルダの伝説』の影響を受けるアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、Sparkliteなる存在が世界のコアになっているGenodiaと呼ばれる惑星。蒸気機関技術が発展したファンタジー世界では、Sparkliteが惑星のエネルギー源であり、生命や浮遊する島などあらゆるものが成り立つ礎となっている。そんな中、Baronという男が、このSparkliteを独占し戦争の兵器にしようとしている。プレイヤーは、天才エンジニア少女Adaとして、Baronの陰謀を阻止すべく、揺れ動く世界を探索する。

本作では、遊ぶたびに変わっていく自動生成マップを探索していく。基本的なシステムはオーソドックスで、移動とアクションがメイン。フィールドを探索して近接攻撃で敵を倒し、素材を入手していく。本作はスチームパンクな世界が舞台ということで、冒険の中でウィジェットやギアといった機械に関連したアイテムを入手し、それらを用いたりクラフトすることでAdaは強くなっていく。戦闘やフィールドの謎解きに役立つことだろう。世界に点在する収集アイテムのコンプリートは、強化なしに成しえない。

フィールドには5種類のバイオームが存在しており、テーマの異なる場所を冒険していく。フィールドを探索する中では、巨大な炭鉱の入り口を見つけることもある。潜って暗がりを探っていこう。中ボスや大ボスが用意されており、ボスとの駆け引きは本作の醍醐味のひとつになるという。またGenodiaには人々が暮らしており、彼らとの交流を深め、避難所を建てるといった要素もあるとのこと。

サウンドを手がけるのは、『Wizard of Legend』などファンタジー音楽の制作に定評のあるDale North氏。レトロゲーム愛が込められたピクセルアートとそれを彩るサウンドは、本作の見どころのひとつとなるだろう。ローカルマルチプレイにも対応しており、友人と探索するのも楽しみ方のひとつだ。

『Sparklite』は2019年10月に発売予定。日本でも同じタイミングで発売されることを望みたい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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