工場建設オープンワールド『Satisfactory』大型アップデート第二弾実施。自動化を助ける電車に駅、そして原子力を追加へ

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スウェーデンに拠点を構えるCoffee Stain Studiosは7月2日、『Satisfactory』のアップデート2を配信開始した。電車や原子力などを追加する大型アップデートである。『Satisfactory』はEpic Gamesストアで早期アクセス販売中の工場建設オープンワールドゲーム。先日売上の50万本突破が報じられており、発売当初は5月下旬の配信を予告していた電車などの実装がついに果たされた。

電車(電気機関車)は、やや使いづらいという評判もある車にかわる、本格的な輸送機だ。貨物列車を連ねており、速さと輸送量に定評がある。ティア6にて解禁される。レールを敷いて駅を設置、列車を配置して運用開始しよう。路線は斜めにうねることもできる。電力はひとつの駅に供給すれば、駅やレールにも適用されるとのこと。貨物ドッキングステーションの設置が必要になるが、列車にはモノを載せて輸送することができる。駅に名前をつけ管理し、時刻表や積み降ろしのサイクルも設定できるほか、ルートをプログラムすれば線路の分岐も管理可能。効率化において多大な貢献をする反面、設置が高価になりやすいという特徴がある。

そしてティア7と共に原子力が登場する。原子力発電所を建設すれば、莫大なエネルギーを生み出す。一方で運用することで周囲には放射能が発生し、核廃棄物が生まれるというデメリットあり。防護服をクラフトし着用し放射能を防ぎ、廃棄物の処理を考えることが必要となる。なお、ティア7ではボーキサイトとアルミニウム、ウラニウムが導入される。ウラニウムは、核燃料棒をつくるにあたって必要な素材となる。

採鉱機Mk.3とコンベア・ベルトMk.5によって、加工と輸送のプロセスはさらに高速化される。具体的には、採鉱機Mk.3はMk.2の倍の速度で、コンベア・ベルトMk.5は1分で780パーツを輸送する。そのほか、12種類のリソースが登場している。エンドゲームエリアも調整されており、東には沼地が、台地の上にはレッドジャングルやバンブーフィールドが登場している。訪れてみれば新しい発見があるかもしれない。そのほか、多岐にわたるクオリティ・オブ・ライフアップデートや最適化がはかられている。詳細なパッチノートはこちらから。

今後の予定としては、スウェーデンも夏に入るということで、働くスタッフも少なくなり、しばらく大規模なアップデートはお休みし、何もしないか、小さな修正や調整を進めていくとのこと。第三回目の大型アップデートは、早くとも夏が終わってから準備ができ次第告知されるそうだ。

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