『Apex Legends』シーズン2で導入されるランクリーグの情報公開。途中離脱ペナルティあり、チームメイトに戦闘放棄された者への救済措置あり

 

Electronic Arts/Respawn Entertainmentは7月1日、『Apex Legends』のシーズン2「バトルチャージ」で追加される新レジェンド「ワットソン」の各種アビリティを紹介する新トレイラーを公開した。また公式ブログが更新され、シーズン2から導入されるランクリーグの仕組みが明らかとなった。

新レジェンド「ワットソン」
防御は最大の攻撃なりと語るワットソン(本名:ナタリー・パケット)は、主任電気技師の娘として若かりしころから才覚を見せ始めたレジェンド。父と共に本作の戦場となるApexゲームの拘束変性リングをつくった人物だ。「静的防衛者」である彼女は、戦術アビリティの周辺セキュリティにより電気フェンスを建てることで、チョークポイントをつくり出したり、味方有利な戦局を生み出したりと、チームに貢献する。また彼女のアルティメットアビリティであるインターセプターパイロンを設置すると、周囲にいる味方のシールドを修復しつつ、接近してくる軍需品を破壊する。ジブラルタルやバンガロールのアルティメットに対するカウンターとしても機能しそうだ。

ランクリーグ
そして今回の公式ブログ更新では、ランクリーグの設計思想と、同リーグの仕組みが説明されている。ランクリーグの概要としては、独自のスコアシステムに基づき、6段階のティア/階層(ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイアモンド、Apexプレデター)に分かれたランキングが決定する。そしてシーズン終了時の到達ランクに応じてゲーム内報酬が付与される(シリーズ1のランクバッジ)。

Apexプレデターを除く全ティアは4つのディビジョンに分類されており、ゴールドの場合は低い順からゴールドIV、ゴールドIII、ゴールドII、ゴールドIとなる。初回のランクリーグでは全プレイヤーがブロンズIVからスタート。以後のシーズンでは過去の実績に応じて初回の所属ティアが決まる予定

ランクリーグの設計にあたっては、できるだけ同等の実力者がマッチングするよう考慮。またキルだけでなくサポート行為や戦術的なプレイもしっかりと加味し、勝利が最大の目標となるような公平なスコアシステムの実現が目指されている。そのため、シーズンが進みプレイデータを収集する中で、スコアシステムやマッチメイクシステム、もしくはランキングシステム全体に変更が加えられる可能性があると伝えている。

なおマッチ離脱のペナルティと、チームメイトに離脱されたプレイヤーの救済措置も組み込まれていることが分かった。ペナルティは、ランクマッチを放棄した頻度が多いほど、マッチ参戦の所要時間が増加していくというもの。ランクマッチ放棄に該当する行為には、マッチ終了前のマッチ離脱だけでなく、「キャラクター画面からの退出や生存時の退出、さらには死亡していてもチームメイトにリスポーンされる可能性がある状態での退出」も含まれる。ペナルティ期間は最短5分から最長1週間となる。

そうしたチームメイトに遭遇した、もしくはクライアントエラーによりやむを得ずマッチを離脱したプレイヤーの救済措置としては、敗北免除が用意される。当該マッチで喪失するランクポイントをゼロにする仕組みだ。最初のうちは寛容な措置を計画しているが、敗北免除の悪用と思わしき行動が見られた場合は、厳格な運用を進めていくという。そのほかランクリーグの詳細な情報に関しては公式ブログを確認し、現地時間7月2日のシーズン2開幕に備えておこう。

先日公開されたデイリー/ウィークリーチャレンジの情報はこちら。以下は6月末に公開されたローンチトレイラーとゲームプレイトレイラーである。