最大4人Co-op可能なホラーミステリーADV『The Blackout Club』7月30日に正式リリース。新たなミッションや「スナック通貨」の追加など
インディースタジオQuestionは昨日6月28日、同社が開発を手がけるホラーミステリーADV『The Blackout Club』の正式リリース日を発表。7月30日にPC(Steam)向けに正式リリース版が配信されることとなった。価格は2050円。なお現在はSteamにてサマーセール実施中のため、7月10日まで20%オフの1640円で購入可能。また30日の正式リリースに伴い価格変更を行うようだ。購入を検討されている方はお早めに。
『The Blackout Club』は最大4人で協力プレイ可能な一人称視点ホラーミステリーADV。昨年10月30日、Steam向けに早期アクセス版としてリリースされた。舞台はアメリカ東部に位置する小さな田舎町。長閑なこの町では、毎晩住民が催眠状態で外を徘徊するという奇妙な事件が起きている。そして朝になれば誰1人として徘徊していたことを覚えていないようだ。このような事態のなか、催眠状態から途中で目を覚ます若者たちが現れはじめる。この町に危機感を抱いた若者たちは「The Blackout Club」を結成。プレイヤーはクラブに所属するメンバーの一員となり、催眠状態の住民から逃れつつ、不気味な町の謎に立ち向かってゆくのだ。
本作ではランダム生成によるミッションが用意されている。これはプレイヤーのレベルと進捗状況によって敵の移動範囲やアイテムの配置、行く手を阻むギミックなどに変化が及ぼされるといったもの。ゆえに、プレイするたびに新たな環境のミッションに挑むこととなるのだ。またプレイヤーは、催眠に侵されたこの町で何が起こっているのかを世界に証明するため、ドローンやグラップルフック、鳴り物などの道具を活用しつつ証拠を集めなければいけない。しかし催眠にかかった住民や「The Shape」と呼ばれる強敵が行く手を阻む。
敵の目を欺くためには、慎重に町を探索、時にロープで壁をよじ登ったり屋根の上をつたったりと大胆なプレイが求められ、アクション面にも重きが置かれている。さらに操作キャラクターの服やヘアスタイル、身振りなどを変更できるカスタマイズ要素も用意されている。
7月30日に正式リリース版が控える本作だが、早期アクセス版から追加・修正される要素も公開されている。各種バグの修正を含むシステム面においては、ミッション報酬のレベルがチーム規模に左右されなくなり、ソロプレイ時でも十分なレベルの報酬を獲得できるようになる。また「スナック通貨」を使用して、拠点内の店舗からスナックが購入できるようになるなど、より遊びやすく調整される。ゲームプレイ面では新ミッションが2つ追加される。ほかにもカスタマイズに使用できる新しい服や、アクセサリー、ジェスチャーなどの追加もおこなわれるという。
正式リリース版配信に伴い、さまざまな追加要素とアップデートが実装され、今まで以上にプレイの幅が拡がるであろう『The Blackout Club』。時に複数人で、時に1人で、本作をプレイして暑い夏を乗り切ってみるのもいいだろう。