『LA-MULANA 2』Nintendo Switch/PS4/Xbox One版が本日発売。『UNDERTALE』などから友情出演のある遺跡探検アクションADV


弊社アクティブゲーミングメディアが運営するPLAYISMは本日27日、インディースタジオNIGOROが開発する遺跡考古学アクションADV『LA-MULANA 2』をPS4/Nintendo Switch/Xbox One(DL販売のみ)向けに発売した。価格はパッケージ版が3980円(税抜)、DL版は2980円(税抜)。なお初回生産特典として、新規アレンジされた『LA-MULANA』の楽曲含む、遺跡を音楽で旅するオリジナルサウンドトラック「LA-MULANA Journey」が付属。また、遺跡攻略時のメモに活用できる「冒険者手帳」も用意される。

本作は手強いモンスターたちに挑みながら遺跡の秘密を解き明かすメトロイドヴァニア型アクションADV。前作『LA-MULANA』はフリーゲームとして配信された後、システムや機能に改良を施したリメイク版としてPC/コンソール向けにも移植された。そして2013年に続編となる『LA-MULANA 2』が発表。翌年にはKickstarterを介して制作資金を募り、目標額であった20万ドルを達成する。最終的に5200人のバッカーから26万6670ドルの資金を獲得。それから約4年の歳月を経て昨年7月31日、Steam/PLAYISM/GOG.COM/Humble Store向けにリリースされた。そして本日コンソール向けに発売された形となる。

かつて遺跡に住む文明人たちの流刑地として使われていた「イグ・ラーナ遺跡」を舞台に、プレイヤーは前作の主人公の娘であり冒険好きな「ルミッサ・小杉」となり、広大な遺跡を探検。隠された秘密を解き明かしていく。秘密に近づくヒントは遺跡内の石碑や背景、キャラクターとの会話など、さまざまな場所に散りばめられている。遺跡の奥へ進むためには散らばった情報を記録・整理していく必要があるため、まさに冒険家気分を味わえる。

行く手を阻むのは遺跡の謎だけではない。特定エリアに存在する巨大モンスターたち「ガーディアン」を筆頭に手ごわい敵たちがプレイヤーを待ち受ける。元々高難易度を謳う作品であるだけに、やみくもに戦っても一筋縄では突破できない。しかし、遺跡に隠されたアイテムや武器を入手・活用することで主人公の強化が可能。入念に探索することで突破の糸口が見つかるかもしれない。また冒険者専用タブレットPC「MobileSuperX3」に、遺跡に眠るさまざまなアプリをインストールすることでも冒険を有利に運べる。さらに起動したアプリの組み合わせによっては新たな機能が生まれることもあるのだ。現代の冒険家には欠かせない必須アイテムを使いこなしていこう。

本日発売のコンソール版『LA-MULANA 2』には、他のインディーゲームのキャラクターがショップ店員として友情出演する。登場キャラクターは開発者コメントとともにTwitterで紹介されており、サイバーパンクバーテンADV『VA-11 Hall-A』から「デイナ」、ダークファンタジー2Dアクション『Momodora:月下のレクイエム』から「ルベラ」と「コティヤール」が、落下型アクションシューティング『Downwell』からはショップの店員、英雄と虫たちによる2Dアドベンチャー『Hollow Knight』から「コーニファー」が、そして『UNDERTALE』からは「バーガーパンツ」など“アイテムショップの業界人”たち計8キャラクターが登場する。原作ファンが喜ぶネタを織り込むなど、こだわりが感じられる演出が施されているようだ。お気に入りのキャラクターから購入したアイテムは喜びもひとしお。大切に扱っていきたいところだ。

本日からコンソール機でもプレイできるようになった遺跡探検ADV『LA-MULANA 2』。発表から発売に至るまで長い年月がかけられ、美麗なドット絵と高難易度な探索要素で丁寧に作りあげられた本作。未プレイの方はもちろん、すでにプレイ済みの方もこの機会に遺跡探検の楽しさと歯ごたえを感じてみてはいかがだろうか。