『StarWars ジェダイ:フォールン・オーダー』25分間のプレイ映像が公開。「アンチャーテッド」ではなく「メトロイドヴァニア」型の作品

 

Electronic Artsは11月8日発売予定の『StarWars ジェダイ:フォールン・オーダー』の約25分間のゲームプレイ映像を公開した。AT-ATを奪って戦うシーンなど初公開となる場面も多く含まれている。

『StarWars ジェダイ:フォールン・オーダー』は『タイタンフォール』や『Apex Legends』を手掛けてきたRespawn Entertainmentの新作。オーダー66発令直後の「StarWars」 の世界が舞台となる。主人公はジェダイの見習いのパダワンであるカル・ケスティス。スピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』からフォレスト・ウィテカー演じるソウ・ゲレラが登場することも話題になった。

動画の前半のゲームプレイは初公開の内容となっている。動画はカルと相棒のドロイドBD-1が、湿地を進行するAT-ATを奪う場面から始まる。巨大なAT-ATはツタが生い茂っており、カルはツタにつかまりながら銃座まで登っていく。

銃座から内部に侵入してAT-ATを奪ったカルは、そのまま操縦席に乗り込み帝国軍と戦う。敵のAT-ATやAT-ST、ストームトルーパーをレーザーで蹴散らしながら進んでいくというゲームプレイとなっている。いままで公開された映像は近接戦闘がメインであったが、シューター的な要素も部分的にあるようだ。

ソウ・ゲレラ達と合流後、反乱軍の宇宙船のホログラムに複数の星が表示されているのを確認できる。このホログラムにアクセスすることで複数の星を自由に移動することが可能なようだ。そのあとはEA Play 2019で公開された場面と同じステージを攻略していく。

Electronic Artsは25分間のゲームプレイの公開に合わせて、ゲームディレクターの Stig Asmussen氏のコメントを公式ページにて公開した。Stig氏はゲームの概要について説明している。

まずStig氏は戦闘システムについて説明している。戦闘は難易度が高く、ライトセーバーやフォースを使えるカルは圧倒的に強いわけではない。かなりのチャレンジをプレイヤーに課し、奥深いものになるそうだ。

レベルデザインは「メトロイドヴァニア」を意識したものになっているという。Stig氏は参考したゲームに『メトロイド』、『キャッスルヴァニア』、ソウルシリーズを挙げている。『StarWars ジェダイ:フォールン・オーダー』はこれらのゲームから強く影響を受けおり、リニアなゲームではないことを強調している。宇宙船に乗っていくつかの惑星を移動でき、それぞれの星でアビリティやアップグレードを入手できる。入手したアビリティやアップグレードを使って新たな道を見つけることができるという。これらのアビリティは複数の惑星にまたがって使用でき、ゲーム中は以前来た惑星に戻ることが必須になっていると説明している。

『StarWars ジェダイ:フォールン・オーダー』は11月8日、PlayStation 4/Xbox One/PCで発売予定。公開された25分のプレイ映像とStig氏のコメントなどから少しずつゲームの雰囲気がつかめてきたのではないだろうか。「StarWars」の世界観だけでなく、戦闘や探索などゲームとしての奥深さにも期待できそうだ。